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今話題の香り付きしおりを紹介!メリットは?どんな使い方がある?
この記事を読んでいる人には、読書好きの方が多いのではないでしょうか。読書が好きな方の多くに共通しているのは、旺盛な知識欲としおりへの愛着です。とくに紙媒体の本をメインに読んでいる人には、しおりは欠かせないアイテムと言えるでしょう。
そして、そのしおりには、最近では香り付けされたものが製品化されたものが出回り、大変な注目を集めているんです。そこで、この記事では、しおりの起源や香り付きしおりのメリットや使い方など、様々な情報をお届けしてまいりましょう。
目次
しおりの起源は?
しおりの本来の意味は、山や森などで道中、迷子にならないように作られた、いわゆる「道しるべ」です。漢字では「枝折」と書いて「しおり」と読んでいたとされていますが、これは文字どおり、枝を折って道案内のサインとして、旅人などに知らせていたことに由来しています。
そのことが転じて、現在では読書中にページの迷子にならないように作られたものが、「しおり」と呼ばれるようになりました。ちなみに、本に挟む方のしおりは漢字で「栞」と書きますが、こちらの「干干」は竿をあらわし、「木」は読んで字のごとく木材をあらわします。
どちらの「しおり」に関しても、結局は木につながるところに面白みがあると言えます。
しおりの種類
続いて、しおりの種類についても見ていきましょう。こちらの項では、レザー製のしおりや金属製のしおりなど、様々なしおりを紹介しつつ、メリットやデメリットについても解説していきます。
レザー製のしおり
レザー製のしおりの特徴は、なんと言っても高級感ではないでしょうか。製品にもよりますが、上質なレザーを用いたしおりは使い心地がよいほか、所有欲も適度に満たしてくれる一品です。ただ、紙製のものと比較すると、値段が高いことがネックと言えます。また、製品の特性上、しおりそのものに厚みがあるため本を大切に扱いたい人には、抵抗があるかも知れません。
さらに、粗悪品を購入してしまった場合、革の表面がボロボロと剥がれ落ちてしまう可能性も否定できません。
金属製のしおり
金属製のしおりの大きなメリットになるのが、デザイン性の豊かさです。鳥の羽を模したものや天使の羽をデザインしたものなど、使う人の目を和ませてくれるものばかりです。ただ、こちらのタイプのしおりを好む人はアンティーク志向の多いため、質のよいものを求めた場合、まとまった出費を覚悟する必要があります。さらに、使用状況によっては、しおりのデザイン部分の「凹凸」が紙にダメージを与えてしまうことも考えられます。
このように、紙製のしおりと比較すると、値段が高いうえにデリケートに扱わなければならないため、使用者や使用状況を選んでしまうのがデメリットです。
プラスチック製のしおり
現代風のしおりの代表格とも言えるのが、プラスチック製のしおりではないでしょうか。映画のフィルムを印刷したものや、風景を印刷したものなどデザイン性に非常に富んでいます。価格面でも本格的なレザー製のものよりも安価ですから、手に取りやすいのも大きなメリットです。ただ、プラスチック製のしおりの場合、摩擦力が無いため本からスルリと抜け落ちやすい傾向があるのが難点です。
たとえば、バッグに入れておくと、移動中に本から抜け落ちてしまい、「道しるべ」の用をなさないこともしばしばあるでしょう。また、このタイプのしおりには若干の厚みもあるため、文庫本を中心に読む人には扱いづらいというデメリットもあります。
ひも付きブックカバー製のしおり
ブックカバーと、しおり用のひもが一体化した便利アイテムが、こちらの「ひも付きブックカバー製のしおり」です。カバーとしおりの両方が一気に揃えられるのがメリットですが、本のサイズによってはカバーに入らないことも考えられます。無理やり入れて使用するのも一つの手段ですが、読書中に手が疲労してしまい、集中力が削がれてしまうでしょう。
紙製のしおり
シンプル・イズ・ベストを体現しているのが、紙製のしおりです。どんなサイズの本とも相性がよいうえに、低価格なのが強み。さらに、プラスチック製のしおりのようにスリ落ちることもないため、安心して持ち運べます。
そして、なにより大きなメリットなのが、香りを付けて読書などを楽しめることです。大好きな香りに包まれながらの読書は、人生の中でも至福のひと時と言えるでしょう。
香り付きのしおりのメリットと使い方
さて、いよいよ香り付きのしおりのメリットと、その使い方についても見ていきましょう。ここでは、香り付きのしおりのメリットと、その使い方の中でも主だったものを4点取り上げて紹介していきます。
読書のおともとして使う
紙製の本は電子書籍に市場が押され気味ですが、目への刺激が少ないというメリットがあります。そして、このメリットが大きく発揮されるのが寝る前の読書です。就寝前に読書を楽しむ人は多いと思いますが、朝日新書から出版されている「睡眠負債”ちょっとした寝不足”が命を縮める」という書籍によると、強い光が眼に当たると瞳孔が大きく開き、交感神経が刺激されてしまうとのことです。
交感神経が刺激されてしまえば、睡眠の質が低下することは言うまでもありません。つまり、スマホなどでの読書は、良質な眠りを阻害する一因となるということです。その点、紙製の本は目に優しく、 香り付きのしおりにアロマ効果はありませんが、心地よい香りに包まれながらの読書は、きっとよい眠りをもたらしてくれます。また、よい本に出会えたときの喜びや感動、学びなどの感情は、心理効果で言うところのプルースト効果にもつなげられるでしょう。
プルースト効果とは?
プルースト効果とは、特定の匂いを嗅ぐことで、ある種の思い出を想起する効果を言います。たとえば、塩素の香りでプール遊びを思い出したり、料理の匂いでその時の食卓の雰囲気を思い出したりすることは、多くの人が体験しているはずです。香り付きのしおりを旅のしおりとして持ち歩くことで、ふとした時に旅行の思い出が蘇り、観光地の情景や料理の美味しさを思い出せるというわけです。
また、詳しいプルースト効果の説明は別記事でしているので、そちらもご参照ください。
【関連記事】 プルースト効果ってどんな現象なの?活用できる方法と一緒に解説
贈り物として使う
香り付きのしおりは贈り物としても、大変な効果を発揮します。読書習慣のある人に贈り、喜んでもらえるのはもちろんこと、日ごろ読書をしない人に対しても、物珍しさから読書のきっかけとなってくれる可能性もあります。
ノベルティとして使う
香り付きのしおりを、ノベルティとして配布してみるのもいかがでしょうか。とくに書店などでは、読書好きの人が多く利用するため高い効果が期待できます。また、香りマーケティングというマーケティング手法にも生かすことができます。
香りマーケティングとは?
香りマーケティングとは、人間の嗅覚を刺激することによって、お店や商品のブランドイメージを高めたり、お客様に伝えることを目的とするマーケティング手法です。
ビジネスシーンで使う
香り付きのしおりは、ビジネスシーンにおいても便利に使えます。たとえば、クライアントへ手渡す資料に、そっと香り付きのしおりを挟んでおけば好感度のアップが期待できます。さりげない気配りは、お客様にとっても大きな喜び。商談などの際に、どうぞ利用してみてください。
【事例あり】香りマーケティングとは?匂いの活用で得られる効果と根拠
【関連記事】 プルースト効果ってどんな現象なの?活用できる方法と一緒に解説
まとめ
読書タイムに欠かせないアイテムの一つが、しおりです。そんなしおりですが、最近大きな話題となっているのが香り付きの製品。しおり本体に使用者が大好きな香りを付与することによって、リラックス効果などを狙うというわけです。リラックスした状態で読書を進めるわけですから、知識の吸収効率もよいと受けあいで、愛用者が増えています。
さらに、アイデア次第では、しおり以外の用途としても使えるとあって、人気も急上昇中です。私たち「香りの印刷所 プルースト」では、香り付きのしおりのほかにも、香り付きのシールやうちわ、ショップカードなど様々なアイテムを取り揃えてお客様に提供中です。
どのアイテムも10種類以上の香りと、洗練されたデザインのものから選べるとあって、お客様方からは大変高い評価をいただいております。弊社の商品に興味を持たれた方は、ぜひ一度お問い合わせください。
なお、弊社の姉妹サイト「香り印刷ドットコム」においても、多数の香り付きのアイテムを取り扱い中ですので、こちらのサイトにつきましても、どうぞよろしくお願いいたします。
香りの印刷所プルースト編集部
この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。