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香りの印刷所プルースト - コラム - 万博に『行こう』と決めさせたハガキの作り方とは? 来場促進ハガキ・招待状・記念ハガキに香りを使うべき理由

万博に『行こう』と決めさせたハガキの作り方とは? 来場促進ハガキ・招待状・記念ハガキに香りを使うべき理由

コラム 2026.6.5

大阪・関西万博は、国内外から多くの来場者が訪れた大規模イベントとして記憶に残っています。閉幕した今、万博のような大規模イベントで来場者の記憶に残る案内状・招待状・記念ハガキのあり方を振り返ることは、今後の展示会・イベント施策を考えるうえで有益です。

なお、大阪・関西万博では、公式名称・ロゴ・キャラクター・企業名・商業的表現・配布物などの使用に厳しいレギュレーションが設けられていました。そのため本記事では、万博のような大規模イベントを参考にしながら、今後の展示会・イベントで活用できる案内状・招待状・記念ハガキの考え方を解説します。

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Index

大規模イベントにおいてハガキが担う役割

デジタル広告が届かない「意思決定の最後の一押し」

大規模イベントへの参加を検討しているものの、日程や同行者が決まらずに先送りしている層は一定数存在します。SNS広告や動画広告は認知拡大に有効ですが、「興味はあるが、具体的な行動には移せていない層」の背中を押すには、別の接点設計も必要です。

手元に届く招待状・案内状・記念ハガキは、イベント参加を思い出す物理的なトリガーになり得ます。デスクや手帳など日常の接点に残ることで、イベントへの参加検討を継続的に想起させる役割を果たす可能性があります。デジタル施策だけでは流れてしまう情報も、紙媒体として手元に残ることで、来場検討や問い合わせのきっかけとして機能しやすくなります。

「特別に招待された」という感情的な価値を届ける

イベントへの参加を「一般来場者の一人として行く」と捉える場合と、「招待状を受け取ったから行く」と捉える場合では、受け手の印象が異なります。招待状・案内状を受け取った人は、主催者や出展企業との接点を意識しやすくなるため、ブースへの来訪や商談につながる可能性があります。

この「特別感の演出」は、デジタル広告だけでは再現しにくい紙媒体の強みです。紙質・加工・デザイン・香りなどの要素を組み合わせることで、単なる案内ではなく、イベント体験の入口として印象に残るハガキを設計できます。

来場後も「記念品」として長期保管される可能性がある

万博のような特別感のあるイベントでは、招待状や記念ハガキが来場後も手元に残る可能性があります。アルバムに挟む、デスクに飾る、イベント資料と一緒に保管するなど、紙の印刷物はイベント後も接触機会を持ちやすいものです。

このような保管行動が生まれれば、ハガキに記載された情報やデザインが、イベント後も継続的に想起されるきっかけとなります。つまり、ハガキは来場促進のためだけでなく、イベント後のブランド想起や記憶定着にも活用できる媒体なのです。

イベント向けハガキの用途別・設計ガイド

イベントを活用したハガキ施策には、送る目的・相手・タイミングによって最適な形式が異なります。ここでは、招待状・案内状・記念ハガキの3つに分けて、それぞれの設計ポイントを整理します。

来場招待状「あなたを特別に招待する」

出展企業・スポンサー企業が取引先・顧客・パートナーへ送る来場招待状は、ビジネス関係の中でイベント体験を提案するものです。一般的な展示会では、「自社ブースに来てほしい」という案内が、イベント参加の動機とブース来訪のきっかけを同時に作る場合があります。ただし、万博のように企業名・商業的表現・誘導表現に制限があるイベントでは、使用できる文言や表現範囲を事前に確認する必要があります。

招待状としての格式を保つためには、紙質・加工・デザインへのこだわりも重要です。薄く安価な印刷物を「招待状」として送ると、かえって送り手の印象を下げる可能性もあるため、相手との関係性やイベントの格に合わせた仕様を選ぶことが求められます。

来場促進案内状「イベントの魅力を伝える」

一般消費者・ファン・地域住民を対象にした来場促進の案内状は、「行ってみたい」という気持ちを具体的な来場行動に変換するツールです。見どころ・アクセス・チケット情報・特典などを視覚的にわかりやすく伝えるビジュアル重視の設計が効果的です。

QRコードでチケット購入ページや予約フォーム、詳細ページに誘導することは一般的な展示会施策では有効です。ただし、万博のような大規模イベントでは、公式名称・ロゴ・キャラクター・商業的表現・誘導表現の使用に制限がある場合があるため、QRコードや商業的な誘導表現の掲載可否は、イベント規定を確認したうえで判断する必要があります。

記念ハガキ「イベントの記憶を残す特別な一枚」

来場者・関係者への記念ハガキは、イベント体験の「記憶の入れ物」として設計できます。来場後に受け取ったときに「あの体験を思い出せる」、来場前に受け取ったときに「参加後も残しておきたい」と感じてもらえる品質が求められます。

記念品としての価値を持たせるためには、アートカードのような美しさ、特殊加工、限定性の演出などが有効です。ただし、開催年の刻印やイベント名の表記、公式モチーフの使用などは、イベントごとの規定に沿って判断する必要があります。特に、万博のように公式名称・ロゴ・キャラクターの使用に制限がある場合は、事前確認を行ったうえで制作することが重要です。

【関連記事】イベント ポストカードを“記憶に残る一枚”へ。香り印刷という新しい選択肢

来場率を高めるイベント向けハガキの設計で外せない要素

開封させるための「封筒段階の仕掛け」

イベント関連の郵便物・DMが複数届く中で、封筒の段階で「開けてみよう」と思わせる要素は重要です。重みのある封筒、上質な紙質、手書き風の宛名、特殊加工などは、他の郵便物に埋もれずに手に取ってもらうための設計として有効です。さらに、封筒内側に香りを付けることで、封を切った瞬間に「通常のDMとは違う」という第一印象を生み出せる可能性があります。ただし、香りの強さや種類によっては受け手の好みが分かれるため、ターゲットや送付目的に合わせた香り選定が必要です。

「いつ・どこへ・どうやって」を3秒で伝えるレイアウト

来場促進のハガキで最も重要な情報は、開催期間・会場・参加方法の3点です。この3点がひと目で伝わるレイアウト設計が、来場行動への変換において重要となります。デザインの美しさに注力するあまり、肝心の来場情報が視覚的に埋もれてしまうと、受け取った人の行動につながりにくくなります。情報の優先順位を明確にしたうえで、見出し・写真・地図・QRコードなどを配置することが求められます。

QRコードで「今すぐできるアクション」に直結させる

チケット購入ページ・日程予約フォーム・ブース事前登録・特典申込など、ハガキを読んで興味を持った瞬間に取れる具体的なアクションを用意することは重要です。「気になったが、後で調べよう」という状態になると、行動につながらない可能性が高まります。一般的な展示会施策では、QRコードによってスマートフォン上の詳細ページや申込フォームに誘導する設計が有効です。

ただし、万博のように商業的表現や誘導表現に制限があるイベントでは、QRコードの掲載可否や遷移先の内容についても、主催者側の規定確認が必要です。また、QRコードは印刷後に実機で読み取り確認を行い、遷移先のスマートフォン表示も事前に検証しておくことが望ましいでしょう。

発送タイミングを来場意思決定の山に合わせる

イベント参加の意思決定には波があります。開催発表直後、チケット販売開始時期、大型連休前、開催直前など、参加を検討しやすいタイミングに合わせてハガキが届くよう設計することが重要です。一度送って終わりではなく、タイミングを変えた複数回のアプローチを設計することで、参加検討中の層に継続的な接点を持てます。ただし、送付回数が多すぎると受け手に負担を与える可能性もあるため、対象者や目的に応じて適切な頻度を設定する必要があります。

外国人・インバウンド向けに多言語対応を組み込む

国際的なイベントでは、海外居住者・在日外国人・訪日観光客へのアプローチも重要な対象となります。案内状・招待状に英語・中国語・韓国語などの簡易版を入れる、多言語対応のウェブページにQRコードで誘導するなど、言語の壁を取り除く設計が必要です。香り付きハガキは言語に依存しない感覚的な訴求ができるため、インバウンド向け施策とも相性がよいでしょう。ただし、香りの感じ方や好みは文化によって異なる可能性があるため、ターゲットに合わせた香り選定が求められます。

来場促進ハガキでやってしまいがちな失敗

情報を詰め込んで「読まれない」ハガキになる

イベントの見どころ・出展内容・アクセス・チケット情報・ブース案内・特典など、すべてを一枚に入れようとすると、視線の流れが分断され、何も伝わらないハガキになる可能性があります。「このハガキで一番伝えたいことは何か」を一つに絞り、それを最も目立つ位置に配置するレイアウト設計が基本です。詳細情報はQRコードやWebページに逃がし、ハガキ上では来場検討に必要な情報を優先して見せることが重要です。

イベントの世界観と自社デザインが乖離している

イベントの世界観と自社のブランドイメージを無理に融合しようとすると、どちらの印象も残らないデザインになることがあります。特に、万博のような大規模イベントでは、公式素材・ロゴ・キャラクター・名称の使用にライセンス条件やレギュレーションがあります。公式素材を安易に使用するのではなく、独自のデザインで「イベントに関連した施策」であることを伝える表現設計が求められます。イベントの雰囲気に寄せながらも、自社のブランドらしさを失わないバランスが重要です。

紙のハガキとデジタル施策が連動していない

ハガキを見た人がWebで検索しても情報が見つからない、QRコードの遷移先がスマートフォンで見にくい、ハガキ限定の特典コードが機能しないなど、紙とデジタルの連携不足は機会損失につながります。ハガキは単体で完結するものではなく、Webサイト・SNS・予約フォーム・問い合わせ導線と連動させることで効果を発揮しやすくなります。発送前には、QRコードの読み取り、遷移先ページの表示、申込フォームの動作、問い合わせ導線まで確認しておくことが重要です。

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香りがイベント向けハガキを「感情的な体験」に変える理由

「イベントへの期待感」と香りが結びつくと何が起きるか

封筒を開けた瞬間に広がる香りは、イベントへの期待感やワクワク感を高めるきっかけになります。視覚情報だけでなく嗅覚にも訴えることで、受け取った人に「通常のDMとは違う」という印象を与えやすくなります。

香りは記憶や感情と結びつきやすい感覚とされており、過去の体験を思い出すきっかけになることがあります。そのため、香り付きの案内状・招待状・記念ハガキは、イベント前の期待感やイベント後の想起を促す手段として活用できる可能性があります。ただし、香りによって必ず来場行動が生まれるわけではないため、デザイン・情報設計・送付タイミング・デジタル導線と組み合わせて考えることが重要です。

イベントのテーマに合わせた香りが期待感を高める

イベントのコンセプトに合わせた香りをハガキに付けることで、視覚だけでは伝えきれない世界観を補完できます。たとえば、自然や未来感を想起させたい場合はグリーン系やシトラス系、上質感を演出したい場合はウッディ系やフローラル系など、イベントの目的やターゲットに合わせた香りを選定することができます。

万博のような大規模イベントを参考にする場合も、公式テーマや世界観をそのまま利用するのではなく、自社の企画や表現範囲に合わせて香りを設計することが重要です。香りを加えることで、来場前の期待感や受け取った瞬間の印象を高めやすくなります。

開封・来場検討・記念保管のきっかけを作りやすい

香り付きのハガキは、以下の3つの接点で印象を高める可能性があります。

・封筒段階:香りによって「開けてみたい」と感じるきっかけを作る

・読了後:香りとイベント情報が結びつき、参加検討の印象を残しやすくする

・イベント後:記念品として手元に残った場合、香りが体験を思い出すきっかけになる

このように、香り印刷は「開封前」「読了後」「イベント後」の複数タイミングで接点を作れる点が特徴です。ただし、効果はターゲット・香りの種類・デザイン・送付タイミングによって変わるため、目的に合わせた設計が必要です。

マイクロカプセル技術で香りを届けやすくする

香り付き印刷に使われるマイクロカプセル技術は、香料を極小のカプセルに封入し、摩擦などをきっかけに香りを放出する仕組みです。この技術を活用することで、受け取った人がハガキを手に取った際に香りを感じやすい設計ができます。

また、香りを付ける範囲やデザイン上の位置を調整することで、開封時・閲覧時・保管後の接触タイミングに合わせた香り体験を設計できます。ただし、香りの感じ方や持続性は保管環境や使用状況によって変わるため、目的に合わせた加工設計とサンプル確認を行うことが重要です。

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香り印刷所「プルースト」でイベント向けハガキを制作する

久保井インキが手がける香り印刷所「プルースト」では、マイクロカプセル技術を活用した香り付きの来場促進ハガキ・招待状・案内状・記念ハガキの印刷制作に対応しています。

イベントのコンセプト、出展ブースの世界観、ターゲット層に合わせた香りの選定から、箔押し・エンボスなどの特殊加工との組み合わせ、QRコード入りのデザイン制作まで、イベント向けハガキのトータル設計をサポートします。

「今後の展示会・イベントで来場促進を強化したい」「案内状や招待状の印象を高めたい」「香り印刷で差別化した印刷物を作りたい」そうした施策をご検討の担当者は、ぜひ香り印刷所「プルースト」へお気軽にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. イベント向けの来場促進ハガキはいつ頃から制作すべきですか?

来場意思決定が活発になりやすい時期に届くよう、逆算して制作を開始することが重要です。チケット販売開始時期・大型連休前・開催直前など、参加を検討しやすいタイミングに合わせて発送計画を立てるとよいでしょう。香り加工・箔押しなどの特殊加工を含む場合は、通常の印刷物よりも制作期間が長くなることがあります。発送予定日の2ヶ月前を目安に、仕様検討や見積もり相談を始めておくことが望ましいです。

Q. 招待状・案内状・記念ハガキは同じ仕様で作れますか?

共通のデザインコンセプトを持ちつつ、用途ごとに紙質・サイズ・加工を変えて展開することが可能です。たとえば、招待状は厚紙+箔押し加工、案内状はポストカードサイズ+QRコード、記念ハガキは和紙+香り付き加工というように、同一キャンペーン内での使い分けもできます。ただし、イベントによっては企業名・ロゴ・QRコード・商業的表現の掲載に制限がある場合があるため、制作前にレギュレーションを確認することが重要です。

Q. 外国人向けの来場促進ハガキにも対応できますか?

多言語対応のデザイン制作も可能です。英語・中国語・韓国語などの言語でのテキスト入稿に対応し、QRコードで多言語ウェブページに誘導する設計も組み込めます。香り付きハガキは言語に依存しない感覚訴求ができるため、インバウンド向け施策との相性もよいです。ただし、香りの好みや受け取り方は国・地域・文化によって異なる可能性があるため、ターゲットに合わせた香り選定が重要です。

Q. 香りの種類はイベントのテーマに合わせて選べますか?

イベントのコンセプト・出展ブースの世界観・ターゲット層のイメージに合わせた香りの選定を提案できます。自然・未来感・上質感・親しみやすさなど、訴求したい印象に合わせて、グリーン系・フローラル系・ウッディ系・シトラス系など複数の選択肢から検討できます。サンプルで香りを確認したうえで決定できるため、まずは目的やターゲット、使用シーンを整理したうえでご相談ください。

まとめ:ハガキは「来場のきっかけ」から「記憶の器」まで担える媒体

万博という大規模イベントを参考に振り返ると、ハガキという紙媒体が持つ可能性の大きさが見えてきます。デジタル広告が主流の時代だからこそ、物理的に手元に届く印刷物は「特別感」と「持続性」という点で独自の役割を担えます。

招待状・来場促進案内状・記念ハガキのそれぞれに適した設計を行い、デザイン・情報レイアウト・発送タイミング・デジタル連携を整えることで、来場促進から記念保管まで一貫した体験設計が可能になります。

そして、香りという要素を加えることで、封筒を開けた瞬間から来場後の想起まで、複数のタイミングで受け手の印象に残り続けるハガキを作ることができます。次のイベント施策でハガキの活用をお考えの方は、ぜひ香りの印刷所「プルースト」にご相談ください。

この記事を企画・執筆した人
香りの印刷所プルースト編集部

この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。

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