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香りの印刷所プルースト - コラム - 不動産業界で印象を強く残す名刺とは?成果につなげるデザインから差別化まで解説

不動産業界で印象を強く残す名刺とは?成果につなげるデザインから差別化まで解説

コラム 2025.11.25

不動産業界で働く方にとって、名刺は自己紹介に加えて初対面で信頼を得るためにも用いられます。しかし、いつものお作法のように渡しているだけでは、競合との差別化はそう簡単には狙えません。

今回は、不動産の名刺に必要な基本情報から、おしゃれなデザインのポイントまで解説します。他社との差別化を図る香り印刷まで、成果につなげるためのノウハウにも触れるため、ぜひ参考にしてください。

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不動産の名刺に工夫が必要な理由

不動産の名刺に工夫が必要な理由は、「この人に任せても大丈夫か」を判断される最初の機会が名刺交換の場だからです。不動産取引は人生でもっとも高額な買い物であり、顧客は慎重に業者を選びます。

目を惹く名刺やとても強い印象を残した方をふと思い出すタイミングで、あなたは選ばれるでしょうか。もちろん、名刺だけに限りませんが、初対面の印象を良くしたいという気持ちに変わりはないはずです。

もし、名刺を渡したあとに連絡が来ない、覚えてもらえないという悩みがあるなら、内容やデザインを見直すだけで改善できるかもしれません。成約率を向上するためにも、まずは基本情報に漏れがないかからチェックしてください。

シンプルなデザインが好まれやすい

つい目を惹きたいからと、特殊な用紙や加工に目を向ける不動産業界の方もいるはずです。しかし、一般的に派手な装飾よりも、誠実さを与えるデザインのほうが有効打になりやすい傾向にあります。

また、後述する記載事項は多いですが、必要な情報を明確に伝えるという点を優先しつつ、現在の内容と照らし合わせて確認してください。不動産の名刺は情報を詰め込みすぎると、余白が少なくなり圧迫感や煩雑さを与えて印象は悪くなります。

不動産の名刺に載せるべき基本情報

不動産業界では、名刺に記載すべき情報がほかの業界よりも多い傾向にあります。顧客が安心して取引できるよう、必要な情報を漏れなく、必要最小限で盛り込むためにもぜひチェックしてください。

氏名・肩書き

不動産業界に限らず氏名は当たり前として、以下の肩書きは自分が会社でどのような立場にいるかを明確に伝えるために書き添えておきたい情報です。

  • 代表取締役
  • 営業部長
  • 店長
  • 賃貸専門コンサルタント
  • 投資用不動産アドバイザー など

専門分野を示す肩書きでも相手に伝われば問題ありません。相手が自らの役割を把握しやすくなり、不動産取引におけるその後のコミュニケーションも円滑になります。

会社ロゴ

会社のロゴマークを不動産の名刺に入れると、ブランドの統一感を保てます。印象に残りやすく、「あの会社だ」と思い出してもらいやすくなるためです。

また、全国宅地建物取引業協会連合会といった団体に所属している場合は、その団体のロゴも入れても構いません。ただしトラブルを避けるためにも、ロゴの掲載については使用できるかを確認してからがおすすめです。

電話番号・メールアドレス

個人または会社で利用している電話番号は、顧客の連絡用として必須の情報です。不動産業界では即応性が成約を左右するため、繋がりやすい番号の記載を心がけてください。

もちろんオフィスのものでも良いですが、直通の携帯電話番号も記載すると、顧客との距離が縮まります。メールと電話の両方を提供できれば、営業時間外でも問い合わせを受け付けられるため機会損失も防げます。

地図付き住所

地図付きの住所を不動産の名刺に記載すると、顧客がオフィスや店舗の場所を正確に把握できます。物件案内の際に事務所に立ち寄ってもらうケースもあるはずですから、わかりやすい地図は顧客にとっても便利です。

もし、住所だけでは場所がイメージしにくいというのなら、最寄り駅からの徒歩時間や目印となる建物を記載しておくのも一案です。加えて、GoogleマップをQRコードへ変換して書いておくという方法もあります。

免許番号

不動産業を営む際に、国土交通大臣または都道府県知事の免許をとっているはずです。この免許番号を名刺に記載して、正規の業者であると証明できれば信頼性を向上できます。

通常、「国土交通大臣(5)第○○○○号」のような表記で記載するだけで構いません。括弧内の数字は免許の更新回数を示しており、数字が大きいほど営業年数も長いと伝えられるとなお良いです。悪質な業者との差別化にもなります。

宅建士番号

宅地建物取引士の資格番号を記載すると、専門知識を持つ証明となります。不動産取引には法律や税務の知識が必須であり、資格保有者だという証明はアピールポイントになるからです。

名刺には「宅地建物取引士 登録番号(12)第○○○○○号」のように正式な表記で記載しておくだけで良いです。資格名だけでは理解しにくい場合もあるため、簡単な説明を添えておくのも良いかもしれません。

その他の資格

宅建士以外にも、不動産に関連する資格を持っているなら記載したいところです。

  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • ファイナンシャルプランナー
  • 住宅ローンアドバイザー など

ただし、資格を羅列しすぎると読みにくくなります。不動産業務に直結する主要な資格を2〜3つに絞ってください。資格の正式名称を使い、略称だけにならないようにも要注意です。

QRコード

裏面にQRコードを配置すると、WebサイトやSNS、物件検索サイトへ簡単にアクセスできます。スマホで読み取るだけで詳細情報が見られるため、不動産を探している顧客の利便性が高まります。

また、名刺交換後すぐにオンラインで繋がれて関係性の構築もスムーズになるのも利点です。QRコードの下には「物件情報はこちら」、「公式サイト」など、何にアクセスできるかを明記しておくとより親切です。

【関連記事】 名刺を活用したアイスブレイクのネタ|印象アップの秘訣とは

不動産の名刺の作り方

不動産の名刺作成は、主に印刷業者への依頼が基本です。具体的には、以下の流れになります。

  1. 掲載する情報を整理する
  2. デザインを選ぶ
  3. 印刷会社を選んで発注する

自分でも作れますが、優れたデザインで印象アップを目指したいところです。不動産業界で信頼感を与えるためにも、プロに依頼するのがベターです。

印刷所に依頼すると、指定の納期で高品質な名刺を手早く作成できます。加えて、次項でもお伝えするポイントを踏まえた優れたデザインに仕上がるのも理由の1つとなります。

おしゃれな不動産の名刺をデザインするポイント

不動産業界で差別化を図るには、デザインの工夫が欠かせません。ここでは、おしゃれで印象に残る名刺を作るためのポイントを紹介します。

余白を活かす

名刺のデザインでは、文字や画像などの要素から端までにある余白の使い方に工夫を凝らしてください。余白が少ないと圧迫感や煩雑さを感じさせてしまうため、見づらくなる可能性があります。

適度な余白を設けると視線が自然と見てほしい情報に向かい、全体がすっきりとした印象になります。不動産の名刺において、余白は「品」を感じさせ、高級感や信頼感を演出する効果もあるのも利点です。デザインに迷ったら、シンプルに余白を多めに取ることを考えてください。

フォントを統一する

不動産に限らず、名刺で使用するフォント(書体)は、多くても2〜3種類に統一するのが基本です。あまり多くのフォントを使うと、統一感がなくなり、読みにくくなります。

サイズにおいても、氏名をもっとも大きく、次に会社名、そのほかの情報は小さめにすると、情報の優先順位が伝わりやすくなります。自分が渡して満足するのではなく、相手が受けとったときの可読性(読みやすさ)や気持ちを最優先に考えると情報の優先度も自然に決まります。

配色は3色以内にする

名刺の配色は、3色以内に抑えるのがデザインの基本です。色を使いすぎると、まとまりがなくなり、安っぽい印象を与えてしまうからです。

  • ベースカラー(背景色)
  • メインカラー(会社のテーマカラー)
  • アクセントカラー(強調したい部分)

上記の3色で構成するとバランスが良くなります。不動産業界では、信頼感を与える青や緑、高級感を演出するネイビーやグレーが人気です。会社のブランドカラーがある場合は、それを中心に配色を考えると自然にまとまります。

モチーフで業種を印象づける

家やビルのイラストやシルエットを不動産の名刺に使用すると、不動産業であると一目で伝わります。家のマークを会社のロゴに使用しているなら、同じデザインでも良いかもしれません。

また、高層ビルや商業ビルのイラストを使用すると、法人向けや投資用不動産を扱う印象が残ります。ただし、同じような点を考える同業者が多いと考えるのであれば、次の差別化要素も十分に検討してください。

独自の差別化要素を取り入れる

先に軽く触れましたが、ただ普通に作ったのでは、よくある不動産の名刺になりやすいです。自社だからこそ、印象をアップする差別化要素を取り入れなければなりません。

よくある差別化の例であれば、以下のような方法が挙げられます。

  • 特殊紙(和紙、クラフト紙、透明プラスチック)
  • エンボス加工(凹凸をつける加工)、箔押し、UV印刷
  • 変形カット(角丸、特殊形状)

こうした差別化で印象をアップしなければ、他社よりアピールできなくなります。もし、本気で差別化を狙っているのであれば、ぜひ次の香り印刷もご検討ください。

不動産の名刺を差別化するなら香り印刷がおすすめ

不動産業界で他社との差別化を図るなら、香り印刷がおすすめです。香りによって一緒に記憶した映像や気持ちが呼び起こされるため、「あのいい香りの不動産営業の方」と記憶に残りやすくなるからです。

香りの印刷所プルーストで取り扱っている名刺であれば、マイクロカプセル技術を使用して長期間保存でき、名刺を擦ることで周囲に香りが漂います。ラベンダーやローズ、バニラなど14種類の香りから選択可能で、100部からでも注文できます。

不動産業界で競合他社が多いなか、一般的な加工による差別化では限界があります。お金をかけてでも香りという新しい要素を取り入れて、顧客の記憶に強く残りながら差別化を狙ってみてはいかがでしょうか。

よくある質問(FAQ)

最後に、不動産の名刺に関してよくある質問へ回答します。

不動産の名刺のサイズは?

不動産に限らず、名刺は91mm × 55mmの通常サイズが一般的です。このサイズは名刺入れや整理用のファイルにも収納しやすく、特別な理由がない限りこのサイズを選ぶのが無難です。

一方、差別化を図りたい場合は、85mm × 49mmの小型サイズや、89mm × 51mmの欧米サイズも選択肢となります。ただし、特殊なサイズは相手の名刺入れに入らない可能性もある点に注意してください。

不動産に関わらず名刺交換で注意すべきマナーは?

名刺交換では、まず席を立って両手で渡し、名刺の文字が相手から見て正しく読める向きになるよう注意してください。相手から名刺を受け取る際には、両手で「頂戴します」といいながら丁寧に受け取り、自らの目の高さで一度しっかりと見て内容を確認します。

不動産業界に限らず、名刺交換は第一印象を決める場面です。丁寧なマナーを心がけるだけで、信頼関係の構築につながりますので、詳しくは以下の関連記事をご覧ください。

不動産名刺に写真は必須?

不動産の名刺に顔写真を載せることは必須ではありません。しかし、高額な取引を扱う不動産業界では、顧客は「だれに任せるか」を慎重に判断します。

そう考えると、顔写真があれば相手に安心感を与え、記憶に残りやすくなる利点があります。可能であればプロのカメラマンに撮影してもらい、笑顔で清潔感のある写真を使用するのが理想です。

関連記事:営業の名刺交換はどうしたらいい?マナーから強く印象を残す活用法・デザインまで紹介

まとめ

不動産業界で成果につなげるには、名刺に必要な情報を漏れなく記載し、シンプルで信頼感のあるデザインを心がけることが大切です。免許番号や宅建士番号といった不動産特有の情報を明記できれば、顧客の安心感も高められます。

とはいえ、どうしても似たようなデザインになりやすいのも事実です。そうしたときには香り印刷のような独自の差別化要素を取り入れ、他社との競争のなかでも強く印象に残る名刺を作ってください。

香り印刷にご興味のある方は、ぜひ香りの印刷所プルーストまでお問い合わせください。ラベンダーやローズ、バニラなど14種類の香りから選択可能で、100部からでも注文できます。

香りの印刷はプルーストにお任せください。

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この記事を企画・執筆した人
香りの印刷所プルースト編集部

この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。

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