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個性的で印象に残る名刺とは?おすすめの作成方法を徹底解説
ビジネスの世界で成功を収めるには、第一印象が命。そして、その第一印象を左右するのが、ビジネスシーンで利用される名刺です。
そのため、「個性的で印象に残る名刺を作りたい」と思いながらも、どうすれば良いか悩んではいないでしょうか。そこで本記事では、おすすめの名刺作成方法から、プロの印象を与えるデザインのコツ、さらには香りを添えるユニークなアイデアまで紹介します。
目次
個性的で印象に残る名刺の作成方法
個性的で印象に残る名刺を作成する方法は、以下の2つです。
- 自分でデザインする
- 名刺作成サービスを使う
それぞれの方法には特徴があり、目的や状況に応じて選ぶことが大切です。以下では、各方法の詳細とメリット・デメリットを解説します。
自分でデザインする
自分で名刺をデザインする方法は、個性を存分に表現できる一方で、技術やセンスが求められます。一般的には、以下のツールを使用して自社や自宅で印刷します。
- Word/Excel
- Canva
- Adobe Express
自作名刺のメリットは、完全オリジナルのデザインで作れるほか、低コストとなる点です。一方で、プロの仕上がりには及ばないこと、印刷品質や紙の選択に制限を受けることがデメリットです。
ビジネス用途では物足りないこともあり、個性的な名刺を安価に作成できますが、品質や印象に不安が残ります。
名刺作成サービスを使う
名刺作成サービスを利用すると、プロのデザイナーによる洗練されたテンプレートを使用できます。多くのサービスでは、好みに合わせたカスタマイズも可能で、個性的かつ高品質な名刺を作成できます。
主なメリットは、以下のとおりです。
- プロのデザインテンプレートを利用できる
- 高品質な印刷と多様な紙質を選べる
- 小ロットから大量印刷まで対応してもらえる
- デザイン修正や再注文が簡単に行える
多くのサービスでは、自作デザインや既存の社内デザインデータの入稿も可能で、完全オリジナルのデザインを高品質で印刷できます。一方で、完全オーダーメイドと比べるとデザインの自由度が若干低下します。また、費用面では自作より高くなるのが一般的です。
とはいえ、ビジネス用途では個性的でありながらもプロの印象を与えられる名刺を作成できるため、おすすめの方法といえます。
【関連記事】: 名刺を活用したアイスブレイクのネタ|印象アップの秘訣とは
名刺作成サービスを選ぶ際に確認をおすすめしたい見極めポイント
名刺作成サービスを選ぶ際には、以下のポイントを確認することをおすすめします。
- 料金体系
- 納期の速さ
- デザインテンプレートの種類
- 完全データ入稿に対応しているか
- カスタマイズなどオプションサービスの有無
料金体系
名刺作成サービスの料金体系は、激安のサービスから品質重視の高価格帯まで、以下の多様な選択肢があります。自社の予算に合わせて適切なサービスを選びつつ、品質とのバランスも考慮しましょう。
- 低価格でも高品質な印刷を行える
- 高価格で独自の付加価値がある
- 初回注文、大量注文時の割引を受けられる
各社の料金プランを比較検討することで、コストを抑えられる可能性があります。自社の名刺使用頻度や予算に見合った料金体系を選ぶことがポイントです。
納期の速さ
急な商談や会議で名刺が必要になることもあるため、納期の速さは選択基準の1つとなります。一般的な納期と特急対応の比較は、以下のとおりです。
納期 | 一般的 | 特急対応 |
日数 | 1〜3営業日 | 即日出荷・翌日配送 |
コスト | 標準的 | 高め |
緊急で名刺が必要な場合は、スピーディな対応ができるサービスを選ぶと便利です。ただし、納期が早いサービスはコストも高くなる傾向にあります。通常の納期で十分な場合はコストを抑えやすいため、自社のニーズに合わせて適切なサービスを選びましょう。
デザインテンプレートの種類
名刺のデザインは、会社や個人のイメージを左右する核心的な部分です。多くの名刺作成サービスでは、豊富なデザインテンプレートを提供しています。デザイン性の高い、または個性的な名刺を作成したい場合は、以下の点をチェックしましょう。
- テンプレートの豊富さ
- 業種別テンプレートの有無
- スタイルの多様性(モダン、クラシック、シンプルなど)
- カスタマイズ性(色、フォント、レイアウトの変更可能性)
選択の際は、テンプレートの数だけでなく、質や多様性、カスタマイズ性を総合的に判断することが肝心です。自社や個人のブランドイメージに合ったデザインを選べるサービスを探しましょう。
完全データ入稿に対応しているか
デザイナーや社内でデザインを作成できる環境がある企業にとって、完全データ入稿の対応は注目すべき点です。完全データ入稿のメリットは、以下の3つです。
- 自社のブランドガイドラインに沿った独自デザインの作成
- 既存の印刷物との統一感の維持
- デザインの微調整や修正を自社で実施可能
ただし、完全データ入稿には一定の技術やソフトウェアが必要となるため、そのリソースの有無も考慮してください。最適なサービス選びには、自社のデザイン能力と名刺作成サービスの機能を照らし合わせることが不可欠です。
カスタマイズなどオプションサービスの有無
個性的で差別化されたオリジナルデザインの名刺を作成する際、カスタマイズオプションの充実度もポイントです。多くの名刺作成サービスは基本デザインに加え、以下のような様々なオプションを選べます。
- 箔押し
- エンボス加工
- 特殊紙の使用
- QRコードの追加
- 両面印刷
ただし、追加料金となるケースがほとんどのため、コストとのバランスを考慮する必要があります。名刺作成サービスを選ぶ際は、基本機能だけでなく、付加価値サービスの有無も考慮に入れましょう。
個性的な名刺を作る際に知っておきたいおすすめアレンジ6選
ここでは、名刺をより魅力的にするためにおすすめしたい以下6つのアレンジ方法を紹介します。上手に取り入れることで、名刺は相手の記憶に残り、ビジネスの成功につながるでしょう。
- 紙・カードの種類にこだわる
- カラー選択で工夫する
- フォントでオリジナリティを高める
- ロゴやイラストで差をつける
- 地図やQRコードでアレンジする
- 香りを添える
紙・カードの種類にこだわる
名刺の印象を大きく左右する要因の1つが、使用する紙やカードの素材です。一般的な紙以外にも多様な選択肢があり、それぞれに特徴があります。
素材 | 特徴 |
厚手の紙 | 高級感を演出 |
特殊な紙 | 触り心地で印象に残る |
和紙 | 日本的な趣を表現 |
リサイクル紙 | エコ意識をアピール |
プラスチック製カード | 耐久性が高く長期使用可能 |
透明プラスチックカード | 斬新でモダンな印象 |
素材選びは、個人や会社のイメージに合わせることで名刺の個性を引き立て、記憶に残る名刺を作成できます。
カラー選択で工夫する
名刺のカラー選択は、個人や会社のブランドイメージを伝える部分です。色のついた紙やカードを使用することで、個性的で印象的な名刺を作成できます。
カラー | 印象 |
パステルカラー | 柔らかい印象 |
ビビッドカラー | 活気や情熱 |
会社ロゴカラー | ブランドの一貫性 |
黒/濃色紙 + 白/金/銀文字 | 高級感と洗練さ |
グラデーションや複数色の組み合わせで独創的なデザインも可能ですが、色の使用は2〜3色程度に抑えるのが一般的です。文字の視認性にも注意が必要です。
カラー選択の目標は、個人や会社の個性やメッセージを適切に反映し、受け取る側の印象に強く残る名刺を作成することです。
フォントでオリジナリティを高める
名刺デザインでは、適切なフォントを選ぶことでも個性的で記憶に残りやすくできます。セリフ体(明朝体など)では伝統的で信頼感のある印象に、サンセリフ体(ゴシック体など)ではモダンでクリーンなイメージを残せるなどです。
また、名前や会社名などの主要情報は大きめに、その他の情報は小さめにするなど、メリハリをつけましょう。太さ、斜体、アウトラインなどのスタイル変更も効果的ですが、読みやすさを損なわないよう注意が必要です。
【関連記事】: 変わった名刺のデザイン3種類と作成方法
ロゴやイラストで差をつける
ロゴやイラストは、名刺に見た目のインパクトを加え、記憶に残りやすくするポイントです。適切に使用することで、あなたや会社の個性を強く印象づけられます。
- 会社ロゴの配置や大きさを工夫し、全体のバランスを整える
- 個人名刺に顔写真やイラストを入れ、親しみやすさを演出する
- 似顔絵イラストでカジュアルな印象を与える
- 仕事や趣味に関連したシンプルなアイコンやイラストで専門性を表現する
ただし、ロゴやイラストを使用する際は、全体のバランスに注意が必要です。情報過多にならないよう、シンプルさを保ちましょう。
地図やQRコードでアレンジする
名刺の裏面を効果的に活用し、地図やQRコードの追加で情報量と実用性を高めることもできます。最寄り駅からの道順、目印となる建物、簡潔で見やすいデザインでオフィスの地図をつけたり、QRコードで以下の情報を伝えたりするなどです。
- 会社のWebサイトへのリンク
- SNSアカウントへのリンク
- オンライン名刺(デジタル名刺)へのリンク
- スマホの連絡先に直接情報を追加できるQRコード
場合によってはどちらも添えるなど、目的に応じてアレンジを加えてください。
香りを添える
最後にお伝えする名刺に香りを添えるアイデアは、視覚と触覚に加え、嗅覚にも訴えかけるオリジナリティを手軽に加えられる方法です。他の名刺と差別化し、強烈な印象を残すことができます。
香り付き名刺の作成方法には以下の3つがありますが、香りつきインクであれば比較的取り入れやすいです。
- 香り付きインクの使用
- 香りのマイクロカプセルの埋め込み
- 香り袋との保管による自然な香り移し
控えめな香りを選びつつ、相手の状況を考慮して選ぶことができれば、香り付き名刺は印象的で記憶に残りやすいツールとなります。詳しくは、下記ページでもご覧いただけます。
【関連記事】:おしゃれな名刺でビジネスチャンスを生み出そう!こだわりポイントや意外な使い方を紹介
名刺のおすすめに関するよくある質問(FAQ)
最後に、名刺のおすすめに関するよくある質問とその回答をまとめました。
- 名刺を作るならどのアプリがいい?
- 名刺を自作してもいいですか?
- 名刺作成はワードとエクセルのどちらがいいですか?
名刺を作るならどのアプリがいい?
名刺作成に適したアプリは、ユーザーのニーズや技術レベルによって異なります。初心者向けには、テンプレートが豊富で使いやすい「Canva」が使いやすいです。
プロ仕様の高品質なデザインを求める方には「Adobe InDesign」が適しています。選択の際は、自身のデザインスキル、必要な機能、予算を考慮しましょう。迷ったときには印刷所に依頼するのもおすすめです。
名刺を自作してもいいですか?
はい、名刺を自作することは可能です。自作には、コストを抑えられることや、完全にオリジナルのデザインを実現できるという利点があります。特に、デザインスキルがある方や、独自のブランドイメージを持つ方にとっては魅力的な選択肢です。
また、一部が自作であっても専門的な印刷サービスを使うことで、クオリティを高められます。プロの仕上がりを目指すなら、部分的に専門家の力を借りることも検討しましょう。
名刺作成はワードとエクセルのどちらがいいですか?
名刺作成においてワードとエクセルを比較すると、それぞれに長所があります。ワードは、テキストの編集や画像の配置が直感的で、デザイン性の高い名刺を作りやすいという特徴があります。一方、エクセルは、データの一括管理や複数の名刺を効率的に作成する際に優れています。
選択の基準は、作成する名刺の数や、求めるデザインの複雑さによって変わってきます。大切なのは、自分の目的や使い慣れたソフトを選ぶことです。少数で凝ったデザインならワード、大量生産や正確な配置が必要ならエクセルが適していると言えるでしょう。
まとめ
個性的な名刺は、自分をアピールするためにもぜひ用意しておきたいものです。名刺作成の方法には自作とサービス利用の2つがあり、サービスを選ぶ際は、料金、納期、デザインの多様性、カスタマイズ性などを総合的に判断してください。
また、名刺をより魅力的にするためには、紙の種類、カラー、フォント、ロゴ、QRコード、さらには香りまで、様々なアレンジも可能です。プルーストでは、14種類の厳選された香りから、業界やブランドに合わせた香りを選べます。
あなたのビジネスニーズに合わせた、唯一無二の名刺を作成しませんか?ぜひお気軽にお問い合わせください。
香りの印刷所プルースト編集部
この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。