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印象的なPOPで差をつける!目を引くためのポイントと香りの活用
「お客様の目を引くPOPを作りたいけど、なかなか印象に残らない…」とお悩みではないでしょうか。また、売上が伸び悩み、既存のPOP広告が効果を発揮していないと感じているかもしれません。
そこで本記事では、誰でも簡単に実践できる印象的なPOP作りのテクニックを紹介します。顧客の購買意欲を高め、売上アップにつながる魅力的なPOPを作る参考にしてください。
目次
印象的なPOPの効果と目的
印象的なPOPは、商品への興味を惹きつけて、購買行動を促進するものです。主な効果と目的は、以下の2点に集約できます。
購買意欲を高められる
印象的なPOPは単なる情報伝達ツールではなく、顧客の感情に働きかけ、購買を後押しする「サイレントセールスマン」としての役割を果たします。単なる商品情報の提示にとどまらず、「なぜその商品を買うべきなのか」という価値提案を顧客に伝えられるからです。
また、限定商品や特別価格などの情報を効果的に伝えることで、「今すぐ買わなければ」という気持ちを持ってもらえ、より購買意欲を高めてもらえます。
売上UPに貢献する
強く印象を残せるPOPは、顧客と商品の接点を増やし、購入のチャンスを最大限に広げることができます。その結果、最終的な売上アップにつながります。
POPでは、商品の特徴や価値をはっきりと伝えることで、顧客の疑問や不安を解消可能です。購入への障壁を取り除けることで、買ってもらえる可能性も高まります。
さらに、POPを活用することで、関連商品のご提案やセット販売の促進など、追加の商品を購入してもらえる新たな機会も生み出せます。
目を引く印象的なPOPを作るためのポイント5選
印象的なPOPを作るためには、以下の5つのポイントを押さえましょう。
- ターゲットを明確に設定する
- 色使いを意識する
- キャッチコピーを作成する
- 写真やイラストで魅力を伝える
- 読みやすいレイアウトを重視する
ターゲットを明確に設定する
印象的なPOPを作るには、まず誰に向けて商品をアピールしたいのか、ターゲット層を具体的にイメージしましょう。例えば、「20代後半から30代前半の働く女性」や「健康意識の高い50代以上の男性」など、できるだけ具体的に設定してください。
例えば、環境意識の高い若い世代をターゲットにする場合、エコフレンドリーな素材を使用したPOPデザインや、商品の環境への配慮を強調するメッセージが効果的かもしれません。一方、忙しいビジネスパーソンをターゲットにする場合は、商品の時短効果や効率性を簡潔に伝えるデザインが求められるでしょう。
ターゲットが明確になれば、そのターゲットの興味や関心、悩みに合わせた内容やデザインのPOPを作ることができます。的確なメッセージを伝え、商品の魅力を最大限に引き出すPOPを作ることができるのです。
色使いを意識する
POPの色使いでは、商品のイメージや店舗の雰囲気に合わせて目立つ色を適切に使うことと、色の数を抑えることが印象UPのポイントです。例えば、赤はセールや特別価格をアピールする際に、黄色は新商品や季節商品の紹介に使うといった具合です。
また、クリスマスシーズンには赤と緑、バレンタインデーにはピンクや赤紫、子供向け商品には明るく鮮やかな色使いが効果的でしょう。
ただし、色を使いすぎると逆効果になるため、3色程度に抑えてください。メインカラー、サブカラー、アクセントカラーの3色構成にすることで、見やすく印象的なPOPを作ることができます。
キャッチコピーを作成する
顧客の目を引き、商品の特徴や魅力を端的に伝える役割を担うキャッチコピーも、印象的なPOPには欠かせません。商品の特徴を簡潔に伝え、顧客の興味や欲求を刺激するものを作りましょう。
「限定」「新発売」などの言葉は、「今買わないと機会を逃してしまう」という気持ちを引き立てますし、「もっちりふわふわ新食感」「1日分の野菜がとれる」など、商品の魅力や利点を簡潔に伝えることでも興味を持ってもらえます。
ここで重要なのは、単なる事実の羅列ではなく、顧客にとってのメリットを強調することです。例えば、「忙しい朝でも手軽に栄養補給」というように、顧客の生活や課題に直接結びつけた表現を用いることで、より共感を得やすくなります。
写真やイラストで魅力を伝える
視覚情報は文字情報よりも印象に残りやすいため、POPデザインにおいてぜひ取り入れたい要素です。例えば、食品のPOPデザインでは、その商品を使った料理の完成写真を掲載することで、顧客の食欲を刺激して購買意欲を高めるなどです。
ただし、過度に視覚情報に頼りすぎると、重要な詳細情報が伝わりにくくなります。そのため、視覚情報と文字情報を適切に組み合わせ、相互に補完し合うデザインを心がけることが大切です。
また、低品質な画像やイラストは、ブランドイメージ全体にも悪影響を及ぼす恐れがあるため、プロのデザイナーや写真家と協力し、高品質な素材を使用しましょう。
読みやすいレイアウトを重視する
読みやすいレイアウトで作られたPOPは、顧客に情報をスムーズに伝え、商品の魅力を効果的にアピールできます。キャッチコピーや価格は大きく、詳細情報は小さめにするなど、情報の重要度に応じてメリハリをつけることが大切です。
また、一般的に人は左上から右下へと「Z」の形で視線を移動させる傾向にあります。この自然な視線の動きに沿って左上に商品名やキャッチコピー、右上に商品画像、左下に価格や特典情報、右下に購入方法や問い合わせ先を配置するなどの工夫が考えられます。
他にも、商品の特徴を箇条書きにしたり、使用方法と注意事項を別々の枠内に配置したりするほか、色分けや枠線、アイコンなどでも情報の識別性を高めることが可能です。
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印象的なPOP制作には言葉選びも重要
印象的なPOPを作るには、ポジティブで具体的な言葉を選び、商品のストーリーを織り交ぜながら、顧客の心に響くメッセージを作成することがポイントです。
「この商品を使うとこんなに良いことがあります!」のように、商品の魅力を前向きに伝えたり、「モチモチ」「フワフワ」「しっとり」などのオノマトペを使ったりすると、商品の特徴や質感が伝わりやすくなります。
また、商品にまつわるストーリーやエピソードを語る、「限定」「特別」「今だけ」などの言葉を使うことも工夫の1つです。
POPの設置場所や管理方法
どれだけ印象的なPOPを作成しても、適切な場所に、適切なタイミングで、適切な数を配置しなければ販促効果を最大限に引き出すことができません。
設置場所は、店舗入口付近、レジ周り、商品棚の目線の高さなど、ターゲット層がよく使う場所を意識してください。汚れたPOPや古い情報が掲載されたPOPは、撤去または更新しましょう。
POPの数は、特定の商品や情報に絞って仮設置し、定期的に効果を検証しながら最適な配置を見つけていく方法が効率的です。
印象的なPOP作成には香り印刷を
視覚に訴えるPOPは効果的ですが、さらに印象的なPOPを作成したいなら、香り印刷を活用してみてはいかがでしょうか。香り印刷は、従来のPOPに嗅覚という新たな要素を加えることで、顧客の記憶に強く残すことができます。
プルーストでは、名刺やショップカード、ポストカードなどさまざまな印刷物に適用でき、14種類の厳選された香りからお選びいただけます。最短3営業日での発送も可能で、100部からの小ロットでの対応も可能です。
印象的なPOPを作成し、顧客の記憶に残る個性的な販促ツールを目指すなら、ぜひ香り印刷の導入をご検討ください。
【関連記事】: 今話題の香り付きPOP!マーケティングの方法と一緒に解説
印象的なPOPに関するよくある質問(FAQ)
最後に、印象的なPOPに関するよくある質問へ回答します。
POPは何の略ですか?
POPは「Point of Purchase advertising」の略称で、直訳すると「購買時点の広告」という意味になります。
主に、店頭や売り場に設置される商品説明や価格表示、セールス情報などを記載した広告物を指すものです。商品のすぐそばに設置することで、商品の特徴や魅力を即座に伝えられ、購買決定を後押しする効果があります。
POPのメリットとデメリットは?
POPにはさまざまなメリットとデメリットがあります。このメリットとデメリットを踏まえた上で、自店の状況に合わせてPOPを活用してください。
メリット | デメリット |
低コストで実施できる | 効果測定が難しい |
貼ってすぐ効果が期待できる | 効果は出るとは限らない |
商品の魅力を直接伝えられる | 管理や更新が必要 |
売り場の雰囲気づくりに貢献する | デザインスキルが必要 |
従業員の負担軽減につながる | 広告の保管に場所を取る |
いずれの場合においても、最も重要なポイントは一貫性です。POPの活用においては、デザイン、メッセージ、配置などすべての面で一貫性を保つことが、効果的な顧客コミュニケーションと店舗ブランディングにつながります。
POP作成で気をつけることは?
POPを作成するためには、以下の点に注意を払う必要があります。
- 情報を詰め込みすぎず、一目で内容が伝わるようにすること
- POPを見る顧客層に合わせた言葉遣いや表現を選ぶこと
- 抽象的な表現と具体的な言葉をバランスよく選ぶこと
- 価格や商品情報に誤りがないか、必ず確認すること
- 季節や流行、在庫状況に合わせてPOPを更新すること
- 顧客の目線や動線を考慮し、もっとも効果的な場所にPOPを設置すること
- 景品表示法などの関連法規に違反しないよう、表現には十分注意すること
いずれにおいても、すべての要素において、顧客にとっての価値と分かりやすさを最優先することが大切です。
まとめ
印象的なPOPを作成するには、ターゲット設定、色使い、キャッチコピー、視覚的要素、レイアウトの5つのポイントを押さえてください。言葉選びや設置場所、管理方法にも注意を払うとより効果を高められます。
また、競合他社と差別化し、顧客へ強い印象を残すなら「香り」も取り入れてみてはいかがでしょうか。視覚だけでなく嗅覚にも訴えかけるこの新しい販促のアプローチを検討した方は、ぜひ下記ページからプルーストの商品もご覧ください。
香りの印刷所プルースト編集部
この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。