お知らせ

香り×販促で売上UP!得られる効果と取り入れる5つの方法

コラム 2025.1.25

「新商品を投入しても売上が伸び悩む」「チラシやSNSの販促効果が頭打ち」「他社との差別化が難しい」など、従来の販促手法に限界を感じているマーケティング担当者や店舗運営者は少なくないでしょう。

人の感情や記憶に直接働きかける「香り」を活用した販促は、視覚や聴覚に依存した従来の手法とは一線を画す、新しいアプローチとしておすすめの手法です。

本記事では、香りを活用した販促手法について、具体的な事例や導入方法、期待できる効果まで解説します。「新しい販促手法を模索している」「顧客体験の質を高めたい」「競合との差別化を図りたい」という方は、ぜひ最後までご一読ください。

香りの印刷はプルーストにお任せください。

\香りの名刺・しおりなど商品多数!/

商品一覧はこちら

香りで集客・販促を差別化する

従来の販促手法は、視覚や聴覚に頼るものがほとんどでしたが、現在では「香り」を活用したアプローチが新たな差別化要因として台頭しています。香りを取り入れた販促には、以下のような優位性があります。

  • 競合との明確な差別化が狙える
  • 長期的な記憶への定着が期待できる
  • 無意識的な購買意欲を引き出す
  • ブランドイメージを強化する

香りには、嗅覚から脳への伝達により、人の感情や記憶に直接働きかける力があります。デジタル広告が飽和状態にある現代において、香りを活用した販促は「オフラインならではの強みを最大限にいかしたアプローチ」となります。

五感に響く香り印刷

香りの力を最大限に活用した販促ツールを手軽に取り入れたいとお考えであれば、ぜひプルーストをご検討ください。名刺からポスターまで、あらゆる印刷物に14種類の厳選された香りを付加できます。

当社の香りインクは長期保存が可能なほか、小ロット(100部〜)でもご注文いただけます。不安な方に向けて、サンプルの送付サービスも開始しました。

五感に響く販促ツールで、ビジネスを差別化してみませんか?お客様の印象に残る、特別なコミュニケーションツールとして、ぜひお役立てください。

▼詳しい情報と価格をチェック

お問い合わせもこちらから

なぜ香りが販促に向いているのか

香りは、嗅覚情報が大脳辺縁系を通じて処理されるという脳の構造により、人間の五感の中でも特に記憶や感情に直接的な影響を与えられるからです。大脳辺縁系は感情や記憶をつかさどる部分であり、香りを感じた瞬間に過去の記憶や感情が自然と呼び起こされます。

マーケティングにおいて、視覚や聴覚による情報は私たちが意識的にフィルタリングできます。しかし、香りは無意識のうちに脳へ到達して感情や行動に影響を与える、つまり従来の販促手法では難しかった「無意識への働きかけ」を狙えるのです。

香りによって想起される記憶は、その時の感情や状況と強く結びついているため、再び感じた際に自然と良い感情を思い出し、再来店や購買行動につながりやすくなります。

【関連記事】:香りが印象に作用するしくみとその種類について

プルースト効果が代表例

香りと記憶の密接な関係を示す代表的な例としては、「プルースト効果」が広く知られています。

フランスの作家マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』に由来する現象です。主人公が紅茶に浸したマドレーヌを口にした瞬間、その香りと味わいによって幼少期の記憶が鮮明によみがえる場面から名付けられました。

マーケティングの観点からみると、プルースト効果は顧客との感情的なつながりを構築する上で有効です。香りは感情に訴えかける販促ツールとして、極めて高い可能性を秘めているのです。

香りを販促に取り入れて得られる5つの効果

感情や記憶に直接働きかける香りの特性は、マーケティング施策において独自の価値を生み出します。以下では、具体的な効果の例を5つ紹介します。

購入率の向上効果

香りは脳の大脳辺縁系に直接作用し、感情や欲求を刺激するため、人の購買意欲を高めやすくなります。あなたはパン屋で焼きたてパンの香りを漂わせることで、食べたくなったという経験はないでしょうか。

「ついつい手に取って、いつの間にか買ってしまった」という行動をマーケティングの対象へ意図的に引き起こせた場合、よくある緊急性を訴えかけるといった手法よりも自然に購入率を高められます。ブランドのイメージを保ちながらも、購買意欲を自然と高められる手段となるのです。

滞在時間の延長

適切な香りの演出は、顧客の店舗滞在時間を延長させる効果も期待できます。難しい話となるため抜粋しませんが、横浜国立大学・日本大学・早稲田大学の共同研究によって、研究で特定の香りが感情を刺激し、滞在時間や購買行動に影響を与えることがわかっているからです(※)。

ラベンダーやバニラなどのリラックス効果のある香りを店内に取り入れることで、顧客はゆっくりと落ち着いて店内を回れます。こうして滞在時間が延びることで、商品との接触機会が増え、結果として購買につながる可能性も高まるのです。

参照:※J-STAGE 阿部周造・河股久司・守口剛・竹村和久 (2023)「消費者行動における匂いの効果研究の展望」『消費者行動研究』

商品への接触率向上

香りには、人の好奇心を刺激し、商品への接触を促進する効果も期待できるでしょう。香りによって活性化された感情は、商品への興味関心を高め、手に取って確認したいという欲求を自然に引き出します。

実際にプルーストをご利用いただいたお客様では、香りの技術・製品展のチラシにおいて香り印刷を用いたチラシの配布を実施しました。テーマと関連性の高い印刷技術を用いたことで、面白いというご意見と共に、ご好評いただいています。

【実際のインタビューはこちらから】:香りの印刷所 プルースト / 事例紹介04:大阪産業創造館様

認知度の向上

香りは、ブランドや商品の認知度を高めるソリューションとしても活用できます。香りは視覚や聴覚よりも、感情と記憶を結びつけるプルースト効果によって記憶が長く残るためです。

例えば、アバクロ(Abercrombie&Fitch)の店舗では長年、独特の香り「Fierce」を使用してブランドのイメージを強く持ってもらうことで認知度を向上しています。こうした独自の香りを確立したブランディングも実施できれば、競合との明確な差別化にも有効です。

【関連記事】:香りブランディングの効果とは?活用事例とあわせて解説

顧客満足度の向上

香りを活用した販促は、顧客満足度を向上させる効果も期待できます。香りが人の感情に直接的な影響を与え、快適な購買体験を創出するためです。

例えば、すずき歯科医院ではリラックスできる環境を香りで生み出すことにより、落ち着いた空間で安心して治療を受けられる環境を整えています(※)。心地よい香りは、ストレスを軽減し、良い感情を引き出すことで「ここに来てよかった」と思ってもらえるのです。

参照:※ すずき歯科医院 | アロマの香りで心もお口も健康に

香りを販促に取り入れる3つの方法

香りを活用した販促手法は、主に3つの方法で取り入れることができます。

空間デザイン

店舗やショールーム、イベント会場などの空間全体に香りを取り入れる「ブランドセント」は香りによる販促の1つです。来店客の購買意欲を高めるだけでなく、ブランドイメージの確立にも貢献します。

アバクロのように空間全体に香りを演出すると、顧客の滞在時間が延び、商品との接触機会も自然と増加します。さらに、その空間でしか体験できない特別な雰囲気を創出できれば、リピーター獲得にもつながります。

サンプリング施策

香り付きサンプルの配布は、商品の特徴や魅力を直接的に伝える香りの販促手法です。化粧品や食品、日用品など、香りが購買意欲を高める商品カテゴリーでは特に有効で、ノベルティとしても取り入れられます。

お店で試供品やテスターとして香りのサンプルを見たこと、嗅いだことはないでしょうか。実際の使用感や香りの質を体験してもらうことで、使ってみたいという気持ちを持ってもらうことができるはずです。

また、イベントやキャンペーンでの香りつきサンプル配布は、商品の認知度向上だけでなく、プルースト効果によってブランドの印象を強く記憶に残すことも可能です。

マーケティング

DMやチラシ、カタログなどの販促物に香りを付けることで、受け取った人の興味を引くのも1つの方法です。ノベルティグッズや名刺など、対面で渡す際には話題づくりにもなります。

こうしたマーケティングツールに香りをつける際には、香り印刷が用いられます。特殊な香りインキでこすると香りが出るように仕上げており、顧客や見込み客に対してアプローチが可能です。

シールを貼り付けるだけでも利用できることから、既存商品やサービスの特徴を香りで表現できれば、より印象的なマーケティングコミュニケーションも可能になります。

【関連記事】:マーケティングの手法は何がある?決め方と新たなトレンドの「香り」を解説

香りを活用した販促の導入事例

香りを活用した販促はすでに多くの企業で実績を上げているため、それぞれの具体的な取り組みと成果を紹介します。

セントAXEL

セントAXELは、瞬間的に鼻をくすぐる香りを放出する広告看板システムです。従来の視覚的な広告に香りという新しい要素を加えることで、飲食店や食品関連企業の販促に効果を発揮し、通行人の立ち止まり率や店舗への入店率の向上に貢献しました。

香りが放出されるタイミングを制御できるため、最適なタイミングで消費者にアプローチできます。また、複数の香りを組み合わせることで、より豊かな体験を提供も可能です。

参照PRTIMES 香りで集客、販売促進。

オリジナルの香りグッズOEM

企業やブランド独自の香りをグッズ化するOEMサービスは、プルースト効果を活用した新しい販促アプローチです。例えば、音楽アーティストのCDに楽曲のストーリーを表現した香りを付与し、リスナーとアーティストの絆を深めるなどで活用可能です。

特徴は、日常生活の中で偶然その香りに触れた際に、自然とブランドを想起させる点にあります。香りが薄くなることで再購入の動機付けにもなり、継続的な販促効果が期待できるでしょう。

参照PRTIMES 香りがナビゲーション!会社や商品を思い出してもらえる販促とは

香り印刷

香り印刷は、名刺やポストカードなどの印刷物に香りを付加する販促手法です。以下のように、名刺やハガキなどで利用するケースが多くみられます。

企業・団体名 活用方法 導入理由
エレメンツ社労士事務所 香りの名刺 お客様に柔らかいイメージを与えるため
女優 香月蓮 香りの名刺 視覚以外の感覚でのイメージ構築
税理士法人 マネイジブレーン 香りの名刺 名刺交換の多い環境での差別化
大阪産業創造館 香りのハガキ 展示会の集客用案内状
日本調剤 香りのはがき アンケート回答者へのお礼状用
ホテルエピナール那須 香りのはがき 暑中見舞い用途
Panasonic store 香りの名刺 女性向け通販サイトのプロモーション
牛乳石鹸 香りのシール 店頭での商品香り体験用
北九州イノベーションギャラリー 香りの名刺 イベント来場者向け体験企画用
古河林業 香りのはがき 住宅展示場来場者へのお礼状用
あしかがフラワーパーク 香りのはがき 来園記念用途

香りと記憶の関係性に着目し、差別化を目指した方が多くおられます。印刷だけに限らず、シールを印刷して貼り付けるだけでも利用可能なため、汎用性が高く販促に取り入れやすい事例です。

香りを販促に取り入れるならプルーストへ

プルーストでは、名刺サイズからA4まで幅広い用途に対応し、小ロット(100部〜)での香り印刷を受け付けています。印刷会社が運営しており、徹底的に管理された印刷工程と技術によって他にはない高品質な仕上がりをお届けします。

  • 新商品の投入で変わった販促を試したい
  • チラシやSNSの販促効果を高めたい
  • 他社との差別化を手軽に取り入れたい

などをお考えの方は、ぜひ香り印刷をご検討ください。プルーストでは14種類のなかからお好みの香りをお選びいただき、名刺やポストカード、チラシに香りを取り入れられます。

まとめ

香りを活用した販促は、人の感情や記憶に直接働きかけることで購買意欲を刺激し、より印象的な顧客体験を実現します。店舗空間への香り演出、サンプリング、香り印刷などの手法を通じて、従来の視聴覚に依存した販促とは異なるアプローチが可能です。

実際の導入事例でも、セントAXELの広告看板やプルーストの香り印刷など、具体的な成果が報告されています。競合との差別化や長期的な記憶定着を実現できる有効な販促手段といえるでしょう。

香りの印刷はプルーストにお任せください。

\香りの名刺・しおりなど商品多数!/

商品一覧はこちら

この記事を企画・執筆した人
香りの印刷所プルースト編集部

この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。

香りの印刷所プルースト編集部が企画・執筆した他のコラム一覧

カテゴリー最新記事