事例紹介:大阪産業創造館様
大阪産業創造館様で弊社の「香りのハガキ」をご利用いただきました。通称“産創館(さんそうかん)”さんは、あらゆる業界向けのセミナーや展示会を行い、大阪を中心とする関西圏のビジネスパーソンの情報交換の場となっています。われわれ印刷関連の企業が度々出展させていただいているのが、「紙加工技術展」など。そして以前には、「香りの技術・製品展」のPRハガキとして、ラベンダーの香り印刷をご利用いただいたことがあります。――その経緯は? 産創館の鈴木さんと倉田さんにお話をうかがいました。
ご利用のきっかけ
産創館様にはいつもお世話になり、ありがとうございます。2015年の「香りの技術・製品展」の案内状として、ラベンダーの香り印刷をご利用いただいた経緯はどのようなものなのでしょうか?
鈴木さん:当館では展示会や各種のイベントを開催する前に、必ず案内状を作成します。目的は、イベント集客です。「香りの技術・製品展」は、2014年にスタートして、今年の夏で6回目。プルーストさんの香り印刷を利用させていただいたのは、2015年の2回目ということになります。この展示会は初回から好評でした。そのときの御社のブースで「香り印刷」というものを知り、これは案内状に使うといいのではないかと思い、注文させていただきました。
実は初回の「香りの技術・製品展」では、他に“紙”関連の出展者さんがいなかったんです。案内状は紙なので、それならばと、紙に香りを印刷できる御社のサービスを選びました。
配布した反響
実際に香りつきの案内状を配布されて、何か来場者様からの反響はあったでしょうか。
鈴木さん:招待状に香りがついていて「面白いね」という声を何人かの来場者さんから聞きました。また「香りの技術・製品展」は、年々来場者数が増えている人気の展示会です。
倉田さん:他の展示会と比べて、女性の比率が多いのも特徴的です。
鈴木さん:“香り”というものへの関心が、5年前くらいから高まっている印象があります。洗剤、柔軟剤のCMなどで、香りという言葉はよく聞きますよね。特に女性は好きだと思います。
「香りの技術・製品展」を企画されたことにも、そのような空気を感じ取って…という背景があるのでしょうか。
鈴木さん:実は、その前から「衛生技術展」という展示会があり、こちらでは、「匂いを消す」という技術が注目されていました。そのときの出展者さんから、「実はうちでは匂いをつけられるよ」という声や、「香りをつけるサービスはないの?」という問い合わせもあったことが、「香りの技術・製品展」が始まることになったきっかけです。
同じ香りでも、香りを抑える、香りを出す、という二つの方面があるんですね。
倉田さん:香りつきの案内状が好評だったので、当館では電車に中吊り広告も出すのですが、それにも香りがつけられたらいいのにねという話がありました(笑)擦らないと香りがしないようですが…印刷サンプルは擦らなくてもほのかに香りがしていて、いいですね。
香り関連の展示会の近年の傾向、弊社プルーストの印象
私たちも「香りの技術・製品展」は、その他の展示会とは違う来場者層、そしてしっかりとしたリアクションを感じております。
倉田さん:ありがとうございます。「こういうところに香りをつけられませんか?」という問合せは事務局の方にも増えてきました。香りで付加価値を上げる、という考え方が広がっているようです。
「香りの技術・製品展」のときには私たちもブース対応に掛かりきりになり、他の出展者様を見にいく機会がないのですが、他にどのような香り関連の事業があるのでしょうか?
倉田さん:原料を持つ企業さん、オイル抽出技術のある企業、香りを添付する技術を持っている企業、また最終製品を持っている企業もいらっしゃいます。それから、香りの計測ができるという出展者さんもいますね。
そうですか。香りの計測とは現代的ですね。そんな中、“香り”という目には見えないものと、“紙”という昔ながらの親しまれたメディアの組み合わせで「香り印刷」をやっている弊社は、目立たないようではありますが…オリジナリティもあるのかもしれませんね。
もし個人利用されるならばどんな香り印刷を使いたいですか?
印刷サンプルをご覧いただき、個人的に面白いと思った香り印刷はありますか?
鈴木さん:ポストカードがいいですね。私はこういうもの、もらったらお部屋の壁にピン止めしておきたくなります。それから、子どもの絵本なんかにも、香り印刷は活用できるんじゃないですか?
それもよく言われます。今、「卓上カレンダー」というものを思いつきました。
鈴木さん:いいんじゃないですか(笑)
こんな香りが欲しい! 何かありますか?
鈴木さん:そうですね…香水の香り。自分が好きな香水の香りがちょっとしたものに印刷できたら、嬉しいです。それこそ名刺とか。女性がずっと気に入って使っている香水って、本当に、“自分のもの”なんですよ。
倉田さん:うん、うん(笑)
そういえば、社内のアンケートでも女性社員からそのような声が上がっていました。
あれはそういう意味だったんですね(笑)
鈴木さん:はい。それを「自分の香り」として名刺に印刷して渡せる、とても良いと思います。
本日はありがとうございました。