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香り付きアイテムの持続時間はどれくらい?香りを長持ちさせる方法は?
香り付きのアイテムを愛好している人にとって気になることが、香りの持続時間ではないでしょうか。
せっかく、よい香りの品物を手に入れても、すぐに匂いが消えてしまっては意味がありません。
お気に入りの香り付きアイテムであればこそ、できるだけ長い期間、使いたいところです。
そこで今回の記事では、香り付きのアイテムの匂いの持続時間と、持続時間そのものを伸ばす方法について解説していきましょう。
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代表的な香り付きアイテムと香りの持続時間
まずは、代表的な香り付きのアイテムと、その持続時間の解説から入っていきます。
どのアイテムも私たちの身近に存在するものばかりですから、香りの持続時間を知っておくことは、知識としてとても役にたつはずです。
香水
香り付きのアイテムの代表格とも言えるのが、香水ではないでしょうか。
周囲の人たちを魅了するという意味では、クレオパトラがバラの香りを用いて異性の気を惹いたという記録もあります。
そんな香水ですが、パルファムやオードトワレなど種類によって持続時間に違いがあります。
文章で記載するよりも、表であらわした方が理解しやすいと思いますので、下記表にまとめました。
種類 | 香料濃度 | 持続時間 |
パルファム | 15~30% | 約5~7時間 |
オードパルファム | 8~15% | 約5時間 |
オードトワレ | 5~8% | 約3~4時間 |
オーデコロン | 3~5% | 約1~2時間 |
このように、香水には種類ごとに持続時間がわかれているため、自分の好みやTPOなどに合わせて使い分けるのがおすすめです。
もちろん、同じ種類だとしてもメーカーによっても持続時間が異なる可能性がありますので、より詳しく知りたい人は、直接問い合わせてみてください。
芳香剤
お部屋や玄関、トイレなど、家の中でも匂いが気になる場所に、快適な香りを加えてくれる芳香剤。
生活をより豊かなものにするという意味においては、とても心強い味方です。
そんな芳香剤の香りの持続時間は、2〜3ヶ月が目安とされています。
ただし、使用状況によって香りの持続時間も変化しますので、注意が必要です。
たとえば、直射日光の当たる場所や高温になりやすい場所などに設置すると、香りの持続時間が短くなってしまう可能性があります。
パッケージに記載してある使用上の注意をよく読んで、上手に使用してください。
お香
香り付きアイテムの中でも、とても人気の高いアイテムがお香です。
ヒノキやサクラ、キンモクセイなど森林をイメージさせる香りを放つものや、異国の雰囲気が漂うエキゾチックな香り、果物系のフルーティな香りを楽しませてくれるものなど、その種類は様々。
形状にも特徴があり、スティックタイプのものや、先が尖ったコーンタイプのものなどご自身の好みに合わせて選べます。
気になる香りの持続時間ですが、お香自体の太さや長さによるものの、一般的に流通しているスティックタイプは20〜30分くらいです。
コーンタイプのものも大きさによりますが、およそ10〜20分が目安となっています。
アロマオイル
アロマオイルは、リラックス効果などを得るために、広く利用されている香り付きのアイテムです。
そして、香りの持続時間も香水と同様、種類によって変化するという特徴があります。
香水のときと同様、表にまとめましたので参考にしてください。
下記表では、「ノート」という言葉がでてきますが、ノートとは、アロマで使用する精油の揮発していく程度や、香りの持続時間をあらわしたものです。
つまり、このノートの種類によって香りの持続時間が変化するということになります。
種類 | 持続時間 | 主な香り |
トップノート系 | 約10~60分 | オレンジ、レモンなど |
ミドルノート系 | 約30~120分 | ラベンダー、カモミールなど |
ベースノート系 | 6時間以上 | イランイランなど |
このように、アロマオイルにおいても、香りの持続時間が大きくわかれています。
シーンに合わせて、上手に使いこなしてください。
香りを長持ちさせる方法
さて、代表的な香り付きアイテムを紹介してきたところで、今度は香りを長持ちさせる方法についても見ていきましょう。
香水
最初に紹介するのは、香水の匂いを長持ちさせる方法です。
一般的な方法としては、体温が低い箇所につけるというものがおすすめです。
香水の特性として、温度が低い場所では匂いが揮発しにくいというものがあります。
そのため、身体の中でも比較的、体温の低いもも周りや膝裏などにつけると香りの持続時間を伸ばすことができます。
香りの強さは大人しいものとなりますが、徐々に変化していく匂いが楽しめるというのがメリットです。
もし、匂いがもの足りないという人は、首などにごく少量つけてみるとよいでしょう。
また、乾燥肌の人は一旦保湿クリームで身体全体を潤わせてから、香水を付けるのもおすすめです。
肌が乾燥している状態では、香水の匂い成分が揮発しやすくなってしまうため、保湿してあげることで香りが長持ちするというわけです。
芳香剤
続いて、芳香剤の香りの持続時間を伸ばす方法についても見ていきましょう。
部屋中の汚れを取る
当然のことですが、部屋に汚れがあるとせっかくの芳香剤の匂いを邪魔してしまいます。
たとえば、エアコンのフィルターの汚れからくる匂いや、下駄箱の悪臭などです。
これらのような悪臭が充満していた場合、芳香剤の香りの持続時間にも悪影響を及ぼす可能性があります。
一度換気をする
芳香剤の香りの持続時間を長持ちさせる方法としては、換気をして部屋の中の匂いを一度追い出すというものもあります。
一度すべての匂いを追い出すことで、効率よく芳香剤の匂いが行きわたり、よい香りの持続時間を伸ばせるというわけです。
お香
お香の特徴として、劣化が早く香りがすぐに飛んでしまうというものがあります。
そのため、保管の際はデリケートに扱わなければなりません。
気を付けるべきポイントは、直射日光を避けることと、高温多湿の場所を避けることです。
天然素材で作られているお香は、直射日光に当たり熱が加えられると、香りが変わる原因になり得ます。
また、高温多湿の場所ではカビが生えてしまう要因にもなりますので注意が必要です。
さらに、香りが移る場所に、裸で保管するのも、よい方法とは言えません。
香りが無駄に飛んで匂いの成分が揮発するほか、周囲のものに匂いが移ってしまう可能性があるため、ケースなどに入れて保管するのがおすすめです。
上記3点のポイントをきちんと守って、お香の匂いを長持ちさせてください。
アロマオイル
アロマオイルの場合、香水と同じく種類によって香りの持続時間が異なることは、上でもお伝えしたとおりです。
そのため、香りを長時間楽しみたい場合は、香りの持続時間が異なるものをブレンドすることをおすすめします。
ブレンドすることで、香りのリレーが生まれ、持続時間が長くなるというわけです。
そして、ブレンド時のコツですが、同系統の香りをミックスさせるようにしましょう。
たとえば、柑橘系同士ですとか、スパイス系同士でブレンドするといった具合にです。
こうすることによって香り同士が「ケンカ」せず、長時間よい香りを楽しむことができます。
まとめ
古来から、たくさんの人々に親しまれてきた香り付きのアイテム。
現代においても、その文化は受け継がれ、かつ進化し続けて様々な製品が世に登場しています。
私たち「香りの印刷所 プルースト」では、そういった香りの文化をより一層広めるべく、色々な商品への香り付けのサービスを実施中です。
はがきや名刺、ショップカードやチラシ、しおりなど幅広いラインナップをご用意しております。
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肝心の、香りの持続時間も上記のとおり、非常に長く続くほか、6ヶ月間の保証期間も設けておりますので、お気軽にお試しください。
また、私たちプルーストには、姉妹サイトである「香り印刷ドットコム」もございます。
プルーストとはまた違う、商品ラインナップでお客様をお迎えしておりますので、そちらもチェックしていただけますと幸いです。
香りの印刷所プルースト編集部
この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。