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癒しの香りは何がある?メリットからおすすめ・ビジネスへの取り入れ方まで解説

コラム 2025.4.1

仕事や生活の中で疲れを感じたとき、何か癒しを求めたくなりますよね。そうしたとき、癒しの香りは単なる「いい匂い」ではなく、私たちの心と体にさまざまな良い影響を与えてくれる自然の恵みとなります。

この記事では、古くから世界中で芳香療法(アロマテラピー)として親しまれてきた「癒しの香り」のメリットや活用法について紹介します。香りの力を活かして、日常生活やビジネスの質を高める参考にしてください。

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癒しの香りとは

癒しの香りとは、心身のバランスを整え、ストレスを軽減し、リラックス効果をもたらす自然由来の香り成分のことです。この香りは、古くから世界中で芳香療法(アロマテラピー)として親しまれてきました。

メリットで後述しますが、特定の香り成分が自律神経系に作用し、ストレスホルモンの分泌を抑制したり、リラックス状態を促進したりすることが確認されています。

また、香りの情報は大脳辺縁系(感情や記憶をつかさどる脳の部分)に直接伝わります。そのため、香りを嗅いだ瞬間に、過去の記憶や感情を呼び起こすプルースト効果によって、より強く記憶に残るのも特徴です。

参照: Beyond Health | 香りは0.2秒で脳に刺激を与える

癒しの香りから得られるメリット

癒しの香りを生活に取り入れると、さまざまなメリットが期待できます。科学的に裏付けられた効果から、日常生活での実践的なメリットまで詳しく見ていきましょう。

ストレス軽減を狙える

香りには自律神経のバランスを整え、副交感神経を優位にする効果が期待できます。例えば、ラベンダーの香りは、脳内のα波(リラックス時に出る脳波)を増やすことが研究で証明されています。

ラベンダーの香りを嗅ぐと、心身の緊張をほぐしてリラックス状態へ導いてくれます。日常生活やビジネスシーンでストレスを感じたとき、自然の香りを嗅ぐことで、癒しを得られて心を落ち着かせることができるのです。

参照: 日経Gooday | 快眠を導く「香り」の効果 

睡眠の質を向上できる

特定の香りには、脳内のメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌を促進し、質の高い睡眠へと導く効果が期待できます。イランの介護施設で行われた研究では、就寝時にラベンダーの香りを1週間かいでもらった高齢者グループは、睡眠の質が明らかに向上したという結果が出ています。

具体的には、寝つくまでの時間が短くなり、中途覚醒が減少し、深い睡眠になったことが確認されました。天然アロマの香りは、睡眠薬と違って依存性がなく、自然な癒しで眠りをサポートする安全な方法といえるでしょう。

参照: 日本統合医学協会 | メディカルアロマと睡眠改善

集中力をアップできる

ペパーミントやレモンなどの柑橘系の香りには、脳を活性化させ、集中力を高める効果が期待できます。小学生を対象とした研究では、この香りがストレスを和らげ、勉強のパフォーマンスを向上させたという結果が出ています。

レモンの香りは大人にも同様の効果が期待でき、仕事の効率や質を自然に高めることができます。長時間のデスクワークや、集中力が必要な作業の前に、癒しの香りを取り入れてみるのも良いでしょう。

参照:AEAJ | ペパーミント/オレンジ・スイート精油の香りが小学生の計算ミスとストレス軽減に寄与

気分を明るくする

ローズ、ネロリ、バイオレットなどの花の香りには、オキシトシン(幸せホルモン)の分泌を促進し、気分を明るくする効果が期待できます。

気分が落ち込んでいるときや、モチベーションが上がらないときに、癒しの香りを嗅ぐことで前向きな気持ちになれます。朝の準備時間や、午後の気分が沈みがちな時間帯に取り入れると効果的です。

記憶力を高める作用

特定のエッセンシャルオイルには癒しだけではなく、記憶力や認知機能を向上させる効果があることも研究でわかっています。嗅覚は記憶や感情を司る辺縁系に直接連絡しているため、香りの刺激が神経回路を活性化させ、認知機能の向上につながるのです。

研究によれば、香りをかいだ人は「鉤状束(こうじょうそく)」という記憶の神経経路が改善され、新しいことを覚えたり思い出したりする能力を向上できたという結果が出ています。

免疫力を高めて体調を整える

一部の香りには抗ウイルス・抗菌作用があり、適切に使用すれば免疫機能をサポートできます。オレガノやティートリーなどの精油成分は、病原性微生物への対抗作用と同時に免疫調整作用も持ち、体の自然な防御力を高める可能性があります。

精油の香りは、扁桃体(へんとうたい)を通じて情動に働きかけてストレスを緩和します。癒しの香りで心身のバランスを整えることで、免疫力の低下を防ぐことにつながるのです。

参照:日本統合医療学会誌|感染症初期症状に対するアロマテラピー(精油)によるセルフケアの具体的方法

痛みを和らげる鎮痛効果

ラベンダーやジンジャーなどの精油には、痛みを和らげる鎮痛効果があることも研究で示されています。この香りは痛みを感じる脳の部位に作用するため、頭痛や筋肉痛などの症状を緩和する助けになります。

あくまでも治療ではなく、すでにある痛みを緩和するという目的で利用できますので、慢性的な痛みでお悩みの方は、医師に相談した上で癒しとして取り入れると良いでしょう。

参照:住友化学園芸|アロマセラピーによる痛みの緩和

目的別!5つの癒しの香りの選び方

ここでは、シーン別にメリットでお伝えした期待できる効果を踏まえながら、癒しの香りを紹介します。プルーストで取り扱っている香りもあわせて紹介しますので、参考にしてください。

リラックスしたいときの香り

リラックスしたいときに選べる癒しの香りは、以下のとおりです。

  • ラベンダー
  • カモミール

プルーストであれば、以下の2つが該当します。

  • 清楚なラベンダーブーケ
  • ゆらぎのアロマキャンドル

この香りは自律神経のバランスを整え、副交感神経を優位にします。脳内のα波(リラックス時に出る脳波)を増やし、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌を促進する効果が期待できます。

就寝前や休息時間に使用するのが効果的です。天然アロマを選び、アロマディフューザーやアロマキャンドルを使って空間全体に香りを広げると良いでしょう。

集中力を高めたいときの香り

集中力を高めたいときにおすすめな癒しの香りは、以下の3種類です。

  • ペパーミント
  • オレンジ・スイート
  • レモン

プルーストで取り扱っているのは、以下の2つとなります。

  • ぎゅっとしぼる鮮烈レモン
  • 一粒のミントタブレット

この香りは脳を活性化させ、集中力や認知機能を向上させます。研究によれば、学習パフォーマンスの向上やストレス軽減効果が確認されています。

これにより、仕事や勉強の時間帯に使用すると効果的です。デスク周りにアロマペンダントを置くか、ハンカチに1〜2滴垂らして適宜香りを嗅ぐ方法が集中力アップに有効です。

気分を明るくしたいときの香り

気分を明るくしたいときに選べる癒しの香りであれば、以下の3つが挙げられます。

  • ローズ
  • ネロリ
  • バイオレット

プルーストでは、だれでも選びやすい香りとして「沸きたつ芳醇ローズ」を取り扱っています。

この香りはオキシトシン(幸せホルモン)の分泌を促進し、気分を明るくする効果が期待できます。モチベーションが上がらないときや、気分が落ち込んでいるときにマッチしやすいです。

気分転換したい朝や、活力が必要なときに使用するのが良いでしょう。香りつきの名刺やしおりを使えば、いつでも手軽に気分を高めることができます。

不安を和らげたいときの香り

不安を和らげたいときに選べる癒しの香りでしたら、主にラベンダーがおすすめです。プルーストであれば、清楚なラベンダーブーケをご用意しています。

ラベンダーの香りは心身の緊張をほぐし、リラックス状態へと導いてくれます。日常生活やビジネスシーンで、少しストレスを感じたときに有効です。

ストレスを感じる状況の前に、予防として使うと有効なため、携帯用のアロマスティックを持ち歩くと便利です。

【関連記事】香りと不安の関係性は?主な作用や香りの種類を解説

疲労回復したいときの香り

疲労回復したいときの癒しの香りなら、以下の2種類が挙げられます。

  • レモン
  • ジンジャー

プルーストで取り扱っている香りであれば、ぎゅっとしぼる鮮烈レモンが該当します。

この香りは血行を促進し、脳を適度に活性化させることで疲労回復を助けます。レモンは認知機能を向上させ、ジンジャーには鎮痛効果もあります。

疲れを感じる午後や、リフレッシュしたい入浴時に使用するのがおすすめです。バスソルトに混ぜたり、温湿布に数滴垂らして使用したりするのも取り入れやすいでしょう。

ビジネスシーンでも使える癒しの香りの取り入れ方

癒しの香りはプライベートだけでなく、ビジネスシーンでも大いに活用できます。ここでは、オフィスや商談の場で香りを取り入れる具体的な方法を紹介します。

デスク周りに置けるディフューザーを使う

アロマディフューザーは、みなさんご存知のとおり、精油を霧状にして空間に拡散させる器具です。水を使うタイプ、火を使うタイプ、ファンで拡散するタイプなどを使って、部屋全体に均一に香りを広げられます。

  • アロマストーン
  • アロマクリップ

などを代用品として使うことも可能です。オフィスでは、癒しの香りであっても周囲の人に配慮して、強すぎないものを選ぶとパーソナルスペースだけで使いやすいでしょう。

スプレータイプで手軽に香りを楽しむ

アロマスプレーは、精油を水やアルコールで希釈したもので、必要なときに必要な場所だけに使える手軽さが魅力です。自分で作ることもでき、コスパも良いです。

ビジネスシーンでの活用法としては、以下のような方法があります。

  • ハンカチに1〜2滴のアロマオイルを垂らして持参する
  • マスクの外側にアロマスプレーを軽く吹きかける
  • 会議室や応接室に入る前に、空間に軽くスプレーする

寝具やカーテン、ソファなど、好きな場所に癒しの香りを吹きかけて使用できるので、オフィスの環境に合わせて活用してみましょう。

マーケティングに使う

癒しの香りは、マーケティングツールにもなります。「香りマーケティング」と呼ばれるこの手法は、顧客の記憶に残りやすく、ブランドイメージの向上にも有効です。

例えば、店舗やショールームに特定の香りを導入することで、お客様の滞在時間が延び、購買意欲が高まるという研究結果もあります。香り付きの名刺やパンフレットを配布することで、他社との差別化を図ることもできます。

【関連記事】【事例あり】香りマーケティングとは?匂いの活用で得られる効果と根拠

癒しの香りをお客様に届ける香り印刷

癒しの香りの力をビジネスに活かしたいとお考えであれば、「香り印刷」をぜひお試しください。香り印刷とは、印刷物に特殊なインキを使って香りを付ける技術のことです。

香り印刷所プルーストでは、名刺やショップカード、ハガキ、しおり、チラシなど、さまざまな印刷物に香りを付けることができます。14種類の厳選した香りをご用意しており、ラベンダー、ローズ、バニラ、石鹸、ひだまりなどの癒しの香りを選べます。

ビジネスに最適な癒しの香りを選んで、印象に残るマーケティングを実現しませんか?香り印刷に興味をお持ちの方は、ぜひプルーストの商品ラインナップをご覧ください。

まとめ

癒しの香りには、ストレス軽減、睡眠の質向上、集中力アップ、気分を明るくする、記憶力を高める、免疫力を高める、痛みを和らげるなどのメリットがあります。

目的に合わせて香りを選べば、デスク周りにディフューザーを置いたり、スプレータイプで手軽に香りを楽しんだり、マーケティングに活用したりと取り入れ方もさまざまです。

香り印刷所プルーストであれば、名刺やハガキ、しおりなどさまざまな印刷物に香りを付けることができ、お客様の記憶に残るビジネスツールも作成可能です。癒しの香りを取り入れて、心地よい日常と成功するビジネスを手に入れませんか?

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この記事を企画・執筆した人
香りの印刷所プルースト編集部

この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。

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