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ラベンダーの香りの効果・効能、有効な活用方法
- 「ラベンダーはどんな香り?」
- 「ラベンダーの香りの効果を知りたい!」
ラベンダーの香りは、柔らかな印象がありリラックスできると感じる人も多いでしょう。実際にラベンダーの香り成分には、リラックスや鎮静といった効果があると科学的に実証されています。この記事では、ラベンダーの香りの特徴から、効果や活用法まで紹介します。
ぜひ参考にして、生活にラベンダーの香りを取り入れてみてください。
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目次
ラベンダーの香りの特徴
ラベンダーの特徴として、花がもつ特有のフローラルさがありながら、柔らかくリラックスできる心地よい香りがあります。ラベンダーの香りで柔らかな印象を受けるのは、「酢酸リナリル」や「リナノール」といった鎮静作用がある成分を含むためです。天然の抗うつ薬とも呼ばれる酢酸リナリルは果実にも含まれており、ベルガモットの上品さを感じさせる香りの成分でもあります。
また、ラベンダーはハーブの女王と呼ばれ、特有の爽やかさを感じられる香りとしても人気です。ここからは、ラベンダーの香りの特徴をより理解しやすいように以下の項目を紹介します。
- ラベンダーは苦手な人が多く臭いって本当?
- ラベンダーの香りのおすすめ
ラベンダーは苦手な人が多く臭いって本当?
実際、ラベンダーの香りが苦手な人もいます。臭いと感じる理由としては、以下の項目に当てはまるケースが多いでしょう。
- 産地による香りの違い
- 合成した香りによる不快感
- 身体に必要ではない香りだった など
人によって、香りの好みは変わるものです。そのため、ラベンダーの種類によって、好きな香りもあるかもしれません。
ここからは、ラベンダーの種類を紹介します。
種類によっても変わるラベンダーの香り
ラベンダーには、以下の品種があり香りもさまざまです。表に種類によって変わる香りもまとめたので、好みのものがないか確認してみてください。
真正ラベンダー | ・一般的にラベンダーと呼ばれる品種・酢酸リナリルを多く含みラベンダー本来の香りが強い |
スパイク・ラベンダー | ・別名「男のラベンダー」・リナロールを含むため真正ラベンダーよりはっきりとした香り |
ラバンジン | ・真正ラベンダーとスパイク・ラベンダーの交配種・酢酸リナリルとリナロールを含み少し強い香り |
フレンチラベンダー | ・別名フレンチラベンダー/スパニッシュラベンダー・ハーブ感が強めのすっきりした香り |
ラベンダーの香りにある効果・効能
ラベンダーの香りには、以下の効果・効能が期待されます。
- リラックス効果
- 鎮痛・鎮静作用
- 抗炎症・殺菌作用
- 睡眠・安眠作用
リラックス作用
ラベンダーのリラックス作用は、アロマテラピーで利用されることから、知っている人も多いでしょう。
日本アロマ環境協会の実験では、ストレスが緩和される結果が得られています。
実験では、無臭状態からストレス負荷を計測してラベンダーのアロマを漂わせたところ、リラックスの指標となるα波が上昇した結果となりました。心理カウンセリングでも活用されており、ラベンダーのリラックス作用は根拠に基づいた効果があります。
出典:公共財団法人日本アロマ環境協会|ラベンダー精油のストレス緩和作用
鎮痛・鎮静作用
ラベンダーの香りには、鎮痛・鎮静作用もあるとされています。香りの情報が脳で処理される働きは、鎮痛目的で緩和医療にも利用されます。なかでも、ラベンダーに含まれる酢酸リナリルは鎮痛作用を含む成分で、実験では投与後10分〜2時間まで有意な作用が確認されました。
また、酢酸リナリルは交感神経の緊張を抑え、副交感神経を優位に働かせる効果があるとされ、鎮静作用も期待できます。
抗炎症・免疫作用
ラベンダーの抗炎症作用は、副作用がない治療方法として利用可能とされています。科学研究費助成事業の研究によると、ぜんそくのマウスに対する実験で抗炎症作用が報告されています。また、ラベンダーの香りが持つリラックス作用から、ストレスを軽減させ体内のナチュラルキラー細胞を活性させる効果も検証されました。
出典:アロマサイエンス研究所 | ラベンダー精油を使用したトリートメントが免疫機能に与える影響
睡眠・安眠作用
一般的に広く知られているように、ラベンダーには睡眠・安眠作用があります。
寝室の芳香剤や、リラックス用品としてラベンダーの香りが用いられることは多いです。ラベンダーの香りには、事実として安眠に作用する効果が確認されています。
なぜラベンダーで安眠できるの?
ラベンダーの香りを用いた睡眠に関する実験では、匂いを嗅いで分かる程度の強さで睡眠に効果があったと報告されています。ラベンダーのリラックス効果が安眠につながる理由は、酢酸リナリルが自律神経に作用するためです。酢酸リナリルは、脳内でセロトニンの分泌を誘発するとされています。セロトニンは、ドーパミンやノルアドレナリンといった興奮系の神経伝達物質を抑制する物質です。
セロトニンにより、交感神経の働きを抑制すると安眠に必要な条件である副交感神経が優位になり、安眠につながるとされています。
出典:東京大学大学院農学生命科学研究科 恒次祐子|植物由来の香りが睡眠におよぼす影響の解明
ラベンダーの香りの有効な活用法
ラベンダーの香りを好きな人は、どのように活用すれば効果的か悩むときもあるでしょう。ここでは、おすすめの使い方として以下の内容を紹介します。
- 部屋に取り入れる
- 香り袋として持ち歩く
- マーケティング・ブランディングに利用する
部屋に取り入れる
ラベンダーは、ルームフレグランスとして活用しやすい香りです。柔らかな香りで刺激が少ないため、日常的に利用しても負担が少ないでしょう。部屋の香りとして活用する場合は、リラックスや安眠作用を期待してリビングや寝室で活用してみてください。
香り袋として持ち歩く
ラベンダーは上品な香りとして印象を持つ人も多いため、香り袋としての活用もおすすめです。乾燥させた穂先を小袋に包み持ち歩くことで、いつでもラベンダーの香りを楽しめます。香り袋は携帯するほか、洋服と一緒にしまうことで移り香を利用する方法もあります。
マーケティング・ブランディングに利用する
ラベンダーの香りでプルースト効果を利用すれば、マーケティングやブランディングにも活用できます。プルースト効果とは、嗅覚による記憶が企業に対する印象と結びつくものです。商品や広告にラベンダーの香りを付与すれば、上品や優しいといった印象を持たせられる可能性があります。
以下の記事では、香りをマーケティングに利用するときに役立つ知識として、プルースト効果の詳しい内容まで含めて紹介しています。気になる人は、ぜひ確認してみてください。
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【事例あり】香りマーケティングとは?匂いの活用で得られる効果と根拠
ラベンダーの香り印刷をご購入されたお客様の声
大阪産業創造館様にて香りのハガキをご利用いただきました。
展示会の案内状にラベンダーの香りを利用いただき、来場者様からも好評でした。
以下に詳しいインタビューを掲載しておりますのでご確認ください。
ラベンダーの香りにある副作用・注意点
リラックスや鎮静作用があるラベンダーですが、商品によっては使用するときに注意が必要な場合もあります。以下のケースでは、ラベンダーの使用を控えてください。
- 敏感な肌に対するラベンダーを含む製品の塗布
- 小児に対するラベンダー含有の局所製剤の使用(ラベンダーが原因かは不明)
- 妊娠や授乳中のラベンダー摂取
多くの場合、塗布や経口摂取を使用方法とする商品に対して懸念される注意点です。ラベンダーの効果によってアレルギー反応があったかは、確認されていないものもあります。香りに対する副作用は、明らかになっていません。しかし、上記に挙げたケースに当てはまる場合は、念のため使用を控えたほうがよいでしょう。
まとめ
ラベンダーの香りは、やすらぎや安眠に効果があるとされ、匂い自体を好む人も多くいます。ただ、種類によって香りの強さも変わるため、紹介した内容を参考に選びましょう。プルーストの「清楚なラベンダーブーケ」は、名刺やギフトラッピングにも利用できる香りです。自分用や仕事のマーケティングにも活用できるので、気になる人は活用してみてください。
*香り印刷には、アロマ効果はありませんのでご注意ください。
香りの印刷所プルースト編集部
この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。