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美容師は名刺で指名が変わる?載せるべき情報から渡すタイミングまで解説

コラム 2025.9.25

美容師として働くなかで、「お客様に名前を覚えてもらえない」、「リピートしてもらえない」といった悩みを抱えている方は少なくありません。しかし、美容師にとって名刺は馴染みがない方もおられ、本当に渡して良いのか悩む方もいるはずです。

そこでこの記事では、美容師の名刺の必要性から、載せるべき情報、渡すタイミング、おしゃれなデザインのポイントまで解説します。名刺を有効活用してお客様の記憶に強く印象を残し、リピート指名を獲得する参考にしてください。

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美容師に名刺が必要な5つの理由

美容師にとって名刺は連絡先の交換だけでなく、お客様との信頼関係を築き、リピート客を増やすための役割を担っています。以下では、なぜ現代で必要だといわれているのかを紹介します。

お客様に名前を覚えてもらえる

口頭での自己紹介だけでは、美容師の名前をお客様が忘れてしまいやすくなります。このとき名刺があれば名前を印象づけやすく、次回来店時の指名にもつながります。

また、「前回担当してくれた○○さんをお願いします」とスムーズに指名予約を取っていただけるため、ほかの美容師に流れてしまうリスクも減らせます。特に新規のお客様にとって、名刺はお気に入りの美容師を覚えておく大切な手がかりになるのです。

プロとしての信頼感を与える

あなたを含めて美容師の方のなかで、名刺を持っている方はそう多くないはずです。そのため名刺を渡すとお客様は少し驚くかもしれませんが、「この人はしっかりした美容師だ」という印象を持ってもらいやすくなります。

自らを示すたった1枚の名刺だけでも、技術だけでなくプロ意識の高さを伝えられるためです。名刺を渡すほどしっかりとした人、という印象によってお客様からの信頼を得やすくなりますし、周囲と差別化したい方は活用しない手はありません。

自らの得意分野をアピールできる

名刺のスペースは限られていますが、美容師として自らの得意なメニューや技術を記載できます。これにより、お客様に強みをわかりやすく伝えてアピールできます。

例えば「カラーリング専門」「パーマ技術に自信あり」といった情報を載せて、お客様の期待値を高めるといった具合です。その結果、より適切なオーダーを引き出せるだけでなく、得意分野で活躍するチャンスを増やすきっかけ作りにもつながります。

SNSや予約サイトへの導線を作れる

名刺にQRコードを載せておくと、Instagramや予約サイトへもスムーズに誘導できるため、集客の観点でも必要性が高まっています。お客様が美容師の日常や事例を気軽にチェックできる動線を作れますし、「この美容院なら」という具体的なイメージを持ってもらいやすくなります。

必要に応じてSNSを通じた継続的なコミュニケーションを図れば、お客様との関係を深めながら再来店のきっかけを作る媒体としても役立ちます。美容院が乱立している地域であれば、「ここがいい!」という新規・リピーターを獲得するための手段としても有効です。

口コミ紹介を促進できる

名刺という物理的な媒体があれば、お客様は美容師を友人や知人に紹介しやすくなります。「この人すごく良かったよ」と口頭で伝えるだけでなく、名刺を見せながら具体的な情報を共有できるため、紹介を受けた方も安心して来店を検討できるからです。

受け取ったほうも強みが書いてあれば自らとマッチするかを判断できますし、魅力的な施術メニューによって美容院に惹かれる可能性もあります。

【関連記事】変わった名刺のデザイン3種類と作成方法

美容師が名刺を渡すベストな3つのタイミング

美容師が名刺を渡すベストなタイミングは、担当した際に自己紹介するときだけに限りません。お客様の様子に合わせて渡すためにも、ぜひ以下を参考にして認知度を高めてください。

初回カウンセリング時

新規のお客様を担当する際の初回カウンセリング時が、美容師の名刺を渡すもっとも基本のタイミングです。自己紹介と同時に名刺を手渡せば印象を残しやすく、施術中に名刺を見て会話を進めるきっかけにもなります。

さらにこの段階で名刺を渡しておけば、お客様は「この人にお願いした」としっかり認識できます。結果として指名につながりやすくなり、はじめての来店から継続的な関係性を築く第一歩となります。

施術終了後のお見送り時

カウンセリングのときに渡し忘れたとしても、施術が完了してお客様をお見送りするタイミングでも名刺を渡せます。満足度の高い施術を受けた直後であれば、よりお客様の印象に強く残りやすくなるためです。

また、感謝の気持ちを込めて手書きメッセージを添えておくと、さらに特別感とおもてなしを演出できます。

会計時やレジ前

手元に用意しておけないときは、お会計の際に名刺を渡して次回予約への導線を自然に作るのも良いタイミングです。「またお待ちしております」という言葉と共に名刺を渡せばリピートへの期待感を高められ、お客様は帰宅後に名刺を見て次回の予約の手続きを進められます。

ただしお客様のなかには、あまり話したがらない方もいるはずですから、どのタイミングで渡すのが相手にとって負担にならないかも考えてみてください。

美容師として名刺を渡すときのマナーは?

美容師として名刺を渡すときのマナーは、一般的な名刺交換のビジネスマナーと同じです。お客様との関係性があれば、かしこまりすぎずにフランクに渡しても良いケースもありますが、基本的な礼儀は守ってください。

もし難しいのであれば両手で丁寧に渡し、「よろしくお願いいたします」と一言添える程度でも十分です。美容師という職業柄、堅苦しすぎる必要はありませんが、丁寧な対応を心がければプロとしての印象を高められます。

また、もし複数人がいる場合に上司等だと判断できるなら、目上の方から渡すようにしてください。お友達とご一緒してきてくれたのなら、双方に渡して認知度の向上を狙うといった方法も有効です。

【関連記事】営業の名刺交換はどうしたらいい?マナーから強く印象を残す活用法・デザインまで紹介

美容師の名刺に載せるべき6つの基本項目

ここまでお伝えしたように名刺は手軽に渡せて、認知度を高められる導入ハードルの低い販促の方法です。さっそく作成するためにも、美容師の名刺に添えておきたい基本情報を解説します。

氏名・ふりがな

美容師の名刺には、必ず見やすいフォントで大きめに本人の氏名を記載してください。

名前の読み方が難しい場合はふりがなを付けておくと、お客様が予約時に正確に伝えられますし、覚えやすい愛称やニックネームを併記すれば親しみやすさも演出できます。少し変わったケースではありますが、あえて肩書きやキャッチコピーを添えておくのも有効です。

勤務先サロンの店名

お客様が予約の電話をかけたり、友人に紹介したりする際に必要となるため、所属サロンの正式名称も記載必須の情報です。店名の記載だけでなく、名刺をサロンのブランドイメージに合わせたデザインにできれば、統一感や信頼感を高められます。

また、系列店舗がある場合は支店名も忘れず記載しておくか、公式サイトへ誘導できる状態にしておくのも良い方法です。

サロンの住所・最寄り駅

名刺にサロンの住所と最寄り駅を明記しておけば、お客様が迷わず来店できます。可能であれば小さな地図や、Googleマップ(または公式サイト)へつながるQRコードを載せておくと簡単に確認できて便利です。

また、アクセスの良さがサロンの強みになる場合は、最寄り駅からの徒歩分数やランドマークを併記して来店動機をさらに高める工夫も有効です。

予約用の電話番号

予約をスムーズに受け付けるために予約専用の電話番号を記載しておけば、お客様が「どこにかければいいか」がすぐに理解できます。併せて営業時間も明記しておくと、電話をかける時間帯を間違えずに済みます。

フリーランス美容師の場合は個人の携帯番号を掲載しているケースも見られますが、必ずしもお客様だけに使われるとは限りません。プライバシー面のリスクもあるため、連絡先の管理は丁寧に行ってください。

営業時間・定休日

美容院の営業時間と定休日を名刺に載せておくと、お客様は来店の計画を立てやすくなります。特に土・日・祝日の営業状況は、働く世代・親世代にとって来院のタイミングを図る判断材料です。

もし、変則的な営業時間や特別営業がある場合は、WebサイトやSNSに最新情報を載せておき、名刺からそちらを確認してもらえるよう案内すると親切です。

Webサイト・SNSなどのURL

先にすでに触れましたが、名刺にはサロンの公式WebサイトやSNSアカウントのURLも記載してください。InstagramやLINE予約ページなどは、お客様が手軽にアクセスできるため、ぜひ記載しておきたいところです。

また、QRコードを併記すればスマホからすぐに閲覧でき、最新のヘアスタイルやキャンペーン情報を確認してもらいやすくなります。

美容師が名刺を作成する3つの方法

美容師の方が名刺を作る際には、大きくわけて3つの方法があります。以下で紹介するため、自らの予算や規模に応じて名刺を作る参考にしてください。

自分でデザインして作成する

美容師の名刺は、無料のデザインソフトやテンプレートを使って自分で作成できます。

作成にかかるコストを最小限に抑えられるほか、想像していた思い通りのデザインをじっくりとこだわりながら実現できるのが特徴です。ただし、デザインの知識や技術が必要となりますし、印刷品質も機器によって影響を受けるためバラつきやすくなります。

デザイナーに依頼する

どうしても自らデザインできない場合は、クラウドソーシングサイトを利用して外部に委託する方法も取れます。

印刷設備があればデザインだけで済むほか、もし用意できないのであれば印刷も頼めるケースもあります。特化した専門のデザイナーでもない限り、費用を抑えつつ高品質なデザインを作ってもらえるのが利点です。

印刷会社のサービスを利用する

美容師の方が名刺を作るなら相応の枚数が必要となるため、印刷会社のサービスを利用してまとめて作るのも1つの方法です。

各印刷会社が用意しているデザインテンプレートを利用したり、自前のデザインを送って印刷だけしてもらったりできます。例えばプルーストでは、一風変わった香り付きの名刺でほかの美容師と差別化を狙えます。興味があれば、ぜひ下記ページから実際の製品をご覧ください。

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美容師としておしゃれな名刺のデザインを作る5つのポイント

美容師の名刺は、自分自身やサロンの顔となるものです。以下のポイントを押さえておしゃれで機能的なデザインを意識すれば、お客様の信頼を高め、再来店や紹介にもつながります。

サロンのコンセプトに合わせる

名刺のデザインは、必ず所属するサロンの雰囲気やコンセプトと調和しているかを確認してください。例えば、高級感を売りにしているサロンであれば、落ち着いた色味やシンプルで洗練されたフォントを用いた上品なデザインが好まれるというイメージの具体化が基本です。

名刺はお客様にとって「このサロンはどんな雰囲気か」を知る入り口であるため、サロン全体のブランディングと統一感を持たせてください。

ターゲット客層を意識する

名刺のデザインを考える際には、主にどのような年齢層やライフスタイルのお客様を担当するかも意識しておくと良い仕上がりになります。20代前後の女性をターゲットにしているのであれば可愛らしい色合いやトレンド感を、逆に30〜40代の働く女性が多いサロンであれば落ち着いた色使いやシンプルで上品なデザインを、といった具合です。

お客様が名刺を受け取った瞬間に「この人なら自らの好みに合いそう」と感じてもらえるように仕上げれば、リピーターや口コミの可能性を高められます。

美容師らしいセンスを表現する

美容師は「美」を扱う職業ですから、名刺そのものが美容師のセンスを表す作品の1つだと考えてみてください。例えば、以下のような細部にこだわってみるのもまた1つの差別化になります。

  • カラーバランス
  • フォント選び
  • レイアウトの美しさ
  • 紙質の手触り

無難すぎる名刺では印象が薄くなり、美容師としての魅力を伝えるチャンスを逃してしまいます。小さなスペースですが、「この人のセンスなら髪型も任せられる」と思える仕上がりを目指すのがおすすめです。

読みやすさを重視する

デザイン性を重視するあまり、名刺に書いてある肝心の情報が読みにくくなってしまっては本末転倒です。名刺はあくまで「情報を伝える道具」でもあるため、美容師以外のだれが見ても一目で分かるレイアウトを心がけてください。

情報の配置も重要で、名前や電話番号などの必須項目は迷わず探せる位置に置くようにします。読みやすさへの追求は、言い換えれば「お客様への気遣い」に相当しますので、おしゃれでありながら実用性も兼ね備えた名刺となっているかは確認しておくと安心です。

印象に残る特徴を取り入れる

数ある名刺の中で埋もれないためには、ほかの美容師やサロンと差別化できる『何か』を取り入れるのも有効です。例えば、特殊な紙質を使うことで手に取った瞬間に他と違う印象を与える、エンボス加工や箔押しなどで立体感や光沢を持たせる、といった演出であれば手軽に取り入れられます。

大切なのは「上品な範囲内での個性表現」ですから、お客様が名刺を見たときに「センスがある」「またこの人にお願いしたい」と感じてもらえるような、程よく特徴的で印象に残るデザインを目指してください。

ほかの美容師の名刺と差別化を狙う5つのポイント

美容師の名刺は情報を伝えるだけでなく、自分自身を印象づけるためにも有効な手段です。ほかの美容師と差別化する工夫を凝らせば、お客様の記憶に残りやすく、指名やリピートの可能性を高められますので、以下のポイントを押さえてみてください。

顔写真・似顔絵を入れる

名前だけでインパクトが足りないと考えた方は、名刺に顔写真や似顔絵を入れてお客様に強い印象を残す方法が有効です。見た目のインパクトで人物像を伝えられるため、「だれに担当してもらったのか」を忘れにくくなります。

スマホのスナップ写真ではなくカメラマンに依頼したり、似顔絵をイラストレーターに依頼したりして仕上げるとよりイメージを強く残しやすくなります。特にスタッフの多いサロンでは「どの人だったか」を思い出す手がかりになりますから、インパクト重視で攻めてみるのも良い差別化となります。

専門技術・得意メニューを添える

美容師として他者に負けない技術・メニューがあれば、名刺に書くだけで差別化を図れます。「カラーリング専門」「メンズカットに強い」「縮毛矯正のエキスパート」など、具体的に書けば、お客様は自らのニーズに合った美容師だと判断しやすくなるのも利点です。

得意分野を示す方法は「強みのブランディング」にもなり、SNSや口コミで紹介される際に特徴を明確にしてくれます。ほかの美容師と比較されるときも「この人は〇〇が得意」と覚えてもらえるのはリピートの側面から見て非常に良い強みです。

保有資格・受賞歴を掲載する

美容師として得た資格や受賞歴は、第三者からの評価を通じて技術力を裏付ける要因になります。美容師免許は当然として、それ以外に「ヘアケアマイスター」「カラーコーディネーター検定」などがあれば、名刺に記載して専門性の高さをアピールしてください。

また、コンテストでの受賞歴や入賞経験は、ほかの美容師にはない強い差別化のアピールポイントです。こうした実績はお客様に「この人なら安心して任せられる」という信頼を与えると同時に会話のきっかけにもなり、お客様との距離感を縮めるチャンスとなります。

趣味・特技などをアピールする

美容師の資格だけしかなくても、趣味や特技を名刺でアピールしてください。「映画鑑賞が趣味」「ヨガインストラクター資格保有」「猫を3匹飼っています」といった情報は人柄を自然に伝えつつ、お客様との会話をはじめやすくなります。

美容師とお客様の関係は、技術だけでなく「話しやすさ」や「共感」もリピートにつながるポイントのはずです。趣味が共通していれば、会話は自然に広がって親近感も生まれ、次回の指名や口コミ紹介につながることも少なくありません。

季節の香りを添える

紙媒体の名刺だからこそ、「香り」をプラスして差別化を図ることもできます。春なら爽やかなフローラル、夏は柑橘系の清涼感、秋は落ち着いたウッディ、冬は甘めのバニラ系など、季節感を演出できれば受け取った瞬間に印象を強く残せます。

季節に限らず「覚えてもらいたいイメージの香り」は見た目のインパクトと同時に記憶に残りやすいため、「あの名刺はいい香りがした美容師さん」と印象づけやすくなります。ただし、強すぎる香りは逆効果ですので、控えめに漂う程度が理想です。

【関連記事】香り名刺とは?作り方からメリット・デメリットまで解説

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プルーストでは無料サンプル請求も対応していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

まとめ

美容師にとって名刺は、単なる連絡先交換のツールではなく、お客様との関係性を深めるマーケティングツールとなるものです。おしゃれなデザインで美的センスをアピールし、顔写真・得意メニュー・SNSアカウントを載せれば、お客様に印象深く覚えてもらい、リピート指名や口コミ紹介を獲得するきっかけとなります。

名刺を渡すタイミングは初回カウンセリングとき、施術終了後、会計時が有効です。特に香り付きの名刺は、ほかの美容師との差別化に最適で、お客様の記憶に深く残る効果が期待できます。ぜひプルーストで美容師としての個性と専門性をアピールできる名刺を作成し、お客様との信頼関係を築きながらリピート客の獲得を目指してください。

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この記事を企画・執筆した人
香りの印刷所プルースト編集部

この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。

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