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効果的なポストカード作成のコツとおすすめのデザイン例

コラム 2024.9.1

「大切な人へのメッセージを届けたい」「新商品の告知を印象的に行いたい」

そのような思いを抱えながら、どのような方法が最適か悩んでいませんか?そのようなあなたにおすすめなのが、デジタル全盛の時代だからこそ手に取れる実物の魅力のあるポストカードです。

本記事では、目的別のポストカードの活用法や、おしゃれなデザイン例、さらには印刷時の押さえるべきポイントまで幅広く紹介します。ビジネスでもプライベートでも使える、魅力的なポストカード作りのコツをぜひ最後までご覧ください。

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ポストカードの活用シーンは主に3種類

ポストカードは、主に以下の3つの活用シーンがあります。

  • 贈り物に添える
  • マーケティングツールとして上手に使う
  • イベント告知ツールとして配布する

贈り物に添えるポストカード

ポストカードは個人的なコミュニケーションツールとして、贈り物に添えるのにおすすめです。誕生日祝いや感謝の気持ちを伝える際に使用すると、心のこもったメッセージを届けられます。

また、遠方の友人や家族への挨拶、クリスマスや年賀状などの季節のグリーティングにも適しています。写真入りのポストカードを作成すれば、近況報告も兼ねることができ、より親密なコミュニケーションが可能です。

マーケティングツールとして上手に使う

企業のマーケティング戦略において、ポストカードは新商品やサービスの告知、キャンペーンの案内など、様々な用途で活用できます。メールやSNSとの比較は、以下のとおりです。

特徴 ポストカード メール・SNS
存在感 物理的で印象に残りやすい デジタルで見逃されやすい
デザイン自由度 高い 制限がある場合も
ブランドイメージ伝達 効果的 プラットフォームに依存

顧客への感謝や、リピート購入促進にも有効です。ターゲット層に合わせたデザインと、簡潔で魅力的なメッセージを組み合わせることがポイントです。

イベント告知ツールとして配布する

ポストカードは、イベントの告知ツールとしてもおすすめです。主に、セミナー、展示会、ワークショップなどの案内に最適で、ダイレクトメール(DM)として活用されることが多いです。

  • イベントの日時、場所、内容などを視覚的に魅力的な形で伝達できる
  • QRコードを掲載すると詳細情報へアクセスしやすい
  • 手に取りやすく保管しやすいサイズで渡しやすい
  • イベント当日まで手元に置いておいてもらいやすい

などの利点によって、イベントの魅力を端的に伝え、参加意欲を高めるデザインと文言を添えられます。

【関連記事】: オリジナルポストカードの作成方法と香りによる新たな体験

ポストカードを印刷する際に押さえたい5つのポイント

ポストカードは、以下の5つのポイントを押さえることで、より魅力的で印象に残る形で作り上げられます。

  • 用紙の種類を決める
  • 印刷方法を選ぶ
  • 後加工で工夫する
  • サイズと形状を決める
  • 香りでアレンジする

用紙の種類を決める

ポストカードの印象を大きく左右する要因の1つは、用紙選びです。この点においては、目的や用途に適した紙を選ぶのがおすすめです。

一般的に使用される用紙には以下のようなものがあります。

用紙の種類 特徴 適した用途
コート紙 表面に光沢あり、発色が良い 写真やイラスト
マット紙 光沢なし、落ち着いた印象 文字主体のデザイン
上質紙 自然な風合い 手書きメッセージ

個性的なポストカードを作成したい場合は、エンボス加工やパール調の用紙を選ぶことで、触感や視覚的な面白さを演出できます。シンプルな紙を選ぶ際には、後述する他のポイントで差別化しましょう。

印刷方法を選ぶ

ポストカードの印刷方法は、予算、納期、印刷品質などを考慮して選択します。主な印刷方法にはオフセットとオンデマンドがあり、比較すると以下のとおりです。

オフセット印刷 オンデマンド印刷
大量印刷に適している 少量印刷に適している
高品質な印刷が可能 短納期で印刷可能
色の再現性が高い デジタルデータから直接印刷するため、版不要でコスト抑制可能
細かい文字や線も鮮明に印刷可能 オフセット印刷と比べ、色の再現性や細部の表現に若干の差あり
少量印刷では割高になる傾向あり

どちらを選ぶか迷ったら、印刷部数、求める品質、納期などを総合的に考慮し、最適な印刷方法を見極めてください。

後加工で工夫する

ポストカードに特別感を演出するには、後加工もおすすめの方法です。代表的な方法として、箔押しとエンボス加工があります。

箔押しは、金、銀、ホログラムなどの箔を熱で転写するもので、ロゴ、文字、イラストの一部に使用できます。一方で、エンボス加工は紙に凹凸をつけられ、視覚と触覚の両方に訴えかけられます。

その他にも、後述する香りでのアレンジも後加工として採用可能です。デザインや目的に合わせて、差別化を狙いましょう。

サイズと形状を決める

ポストカードのサイズと形状は、郵便物として送る場合、一定のルールに従う必要があります。そのため、以下のようなサイズと形状からマッチするものを考えてください。

項目 規格内 規格外
サイズ 100mm×148mm 正方形、円形など
郵送料 比較的安価(第二種郵便物) 割高
特徴 日本の郵便はがき規格に合致 独創性を発揮しやすい

正しく規格内で作成すれば郵送コストを抑えられますが、規格外のデザインを選べばコストがかかるものの独創性を出せます。どちらにおいても、バランスを考慮することが大切です。※郵便料金の変動にご注意下さい。

香りでアレンジする

最後におすすめしたいのが、香り付きのポストカードです。見るだけではなく、嗅覚にも訴えかけ、受け取る人の感情を刺激して強く印象を残せます。

香りを付ける主な方法は、以下の3つです。中でも香り付きインクは採用しやすく、デザインの段階から検討できます。

  • 香り付きインクでの印刷
  • 香りの出るシールの貼付
  • カードフレグランスの使用

ポストカードのデザインや目的に合わせて適切な香りを選び、控えめに使用することが大切です。強すぎる香りは逆効果になるため、慎重に調整しましょう。

【関連記事】: 香りつきポストカードとは?香り印刷の活用法とメリットを解説

ポストカードでおすすめの5つのおしゃれなデザイン例

ポストカードに悩んだら、目的や好みに合わせて以下の5つのおすすめデザイン例からインスピレーションを得てみましょう。

  • 写真メインのデザイン
  • イラストメインのデザイン
  • シンプルで洗練されたデザイン
  • ポップで目を引くデザイン
  • レトロなデザイン

写真メインのデザイン

写真をメインに使用したポストカードは、見た目のインパクトが強く、受け取った人の印象に残りやすいデザインです。結婚式の招待状や出産のお知らせなど、ライフイベントの告知に最適です。

美しい風景写真や、商品の魅力を引き立てる写真を使うことで、メッセージを効果的に伝えることができます。また、人物写真を使う場合は、自然な表情や雰囲気のある一枚を選ぶことで、より親しみやすいデザインになります。

イラストメインのデザイン

イラストをメインに使用したポストカードは、長期的な印象付けや、ブランドイメージの構築に効果的なデザイン手法です。手書きイラストやデジタルイラスト、さらにはフリー素材のイラストを効果的にレイアウトすることで、印象的なデザインを作り出せます。

特に、プロのイラストレーターによる作品を使うと、高品質で独創的なポストカードが完成します。季節感のあるイラストや、ブランドのイメージに合わせたキャラクターイラストなど、用途に応じて幅広い表現が可能です。

シンプルで洗練されたデザイン

シンプルで洗練されたデザインは、予算に制限がある場合でも高級感のある仕上がりを実現できる、コストパフォーマンスの高さからおすすめです。フォントの選択、効果的なレイアウト、カラー選択などに気を配ることで、おしゃれで上品なデザインを実現できます。

特に、余白を効果的に使うことで、メッセージや重要な情報を際立たせることができます。また、モノトーンやパステルカラーを使うことで、落ち着いた雰囲気を演出できます。

ポップで目を引くデザイン

ポップで目を引くデザインは、受け取った人の注目を集めやすく、印象に残りやすいのが特徴です。明るい色使いや大胆なタイポグラフィ、ユニークなグラフィック要素を取り入れることで、楽しい雰囲気を演出できます。

このようなデザインは、セールやキャンペーンの告知、イベントの案内など、特定の商品をアピールするわけではない場合に特に効果的です。受け取った人の目を引き、内容に興味を持ってもらいやすくなります。

レトロなデザイン

レトロなデザインは他のデザインと差別化しやすく、懐かしさや温かみを感じさせる独特の魅力があります。ブランドイメージや商品・サービスの特性によっては、このレトロな雰囲気がマッチしているなら検討する価値があります。

写真やイラストにレトロな加工を施したり、ビンテージ風のタイポグラフィを使用したりすることで、一味違ったテイストのポストカードを仕上げることが可能です。また、紙の質感や色合いを工夫することで、より本格的なレトロ感も演出できます。

ポストカードのおすすめに関するよくある質問(FAQ)

ここでは、ポストカードに関してよくある質問とその回答をまとめました。

  • ポストカード1枚いくらですか?
  • ポストカードはどこで買えますか?
  • ポストカードで一回り大きいのは?
  • ポストカードとハガキの違いは?

ポストカード1枚いくらですか?

ポストカードの価格は、一般的に、少量注文の場合は1枚あたり50円〜200円程度、大量注文の場合は1枚あたり10円〜50円程度になることが多いです。印刷方法、用紙の種類、デザイン、発注数量などによって大きく変わります。

ただし、印刷会社やオンラインサービスによって価格設定は異なるため、具体的な見積もりは各社に問い合わせるのがおすすめです。また、初回注文割引やキャンペーンを使うと、よりお得に作成できる場合もあります。

ポストカードはどこで買えますか?

ポストカードの主な入手先は、以下のとおりです。

  1. 文房具店やカード専門店
  2. 書店
  3. 美術館やギャラリー
  4. コンビニ
  5. オンラインショップ
  6. 印刷会社やオンライン印刷サービス
  7. 観光地の土産物店

迷ったときのポイントは、目的や好みに合わせて最適な購入先を選ぶことです。既製品を買うか、オリジナルデザインを作成するかによっても、最適な購入先が変わってきます。

ポストカードで一回り大きいのは?

標準的なポストカードのサイズは、日本の場合、100mm×148mm(はがきサイズ)です。これより一回り大きいサイズとしては、以下のようなものがあります。

サイズ名 寸法 特徴
A5サイズ 148mm×210mm 標準的なポストカードの約1.4倍の大きさで、より多くの情報や大きな写真を掲載できる
B6サイズ 128mm×182mm A5よりやや小さめですが、標準的なポストカードより一回り大きいサイズ
4×6インチ 約102mm×152mm アメリカの標準的なポストカードサイズで、日本の標準サイズよりわずかに大きい
5×7インチ 約127mm×178mm 4×6インチよりさらに大きく、写真プリントでもよく使用されるサイズ

この大きめサイズは、より目立つデザインや詳細な情報を伝えたい場合に適しています。ただし、郵送する際は料金が変わる可能性もあるので注意が必要です。

ポストカードとハガキの違いは?

ポストカードとハガキは似ているようで、実は異なる点がいくつかあります。主な違いは以下のとおりです。

比較項目 ハガキ ポストカード
用途 主に郵便物として使用。住所や切手を貼る欄が印刷されている。 観光地の思い出や芸術作品の複製など、コレクションや装飾用途が主。
デザイン シンプルで実用的なデザインが多い。 写真やイラストなど、装飾的なデザインが特徴。
素材 郵便局指定の規格に合わせた紙質が使用される。 様々な紙質や厚みのものがあり、光沢紙や厚紙なども使用される。
サイズ 日本郵便の規格(100mm×148mm)に厳密に従う。 ハガキサイズを基本としつつ、やや大きめのサイズも多く存在する。
郵送 そのまま郵送可能。 郵送する場合、切手を貼り、宛先を書く必要がある。

明確な違いは、ハガキが主に通信用途であるのに対し、ポストカードはより装飾的、芸術的な用途で使用されることです。ただし、最近ではこの境界線が曖昧になりつつあり、デザイン性の高いハガキや、郵送可能なポストカードも増えています。

まとめ

ポストカードは、デジタル時代だからこそ価値を増す、温かみのあるコミュニケーションツールとして利用可能です。贈り物に添える、マーケティングに上手に使う、イベント告知に使うなど、その用途は多岐にわたります。

印刷の際は、用紙の種類、印刷方法、後加工、サイズと形状、そして香りのアレンジまで、細部にこだわることで、より印象的なポストカードを作成できます。

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この記事を企画・執筆した人
香りの印刷所プルースト編集部

この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
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