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ビジネスで差がつくメンズ香水の選び方は?おすすめや香りの活用法を解説

コラム 2025.3.25

ビジネスシーンにおいて、第一印象が重要だというのはすでによく知られていることのはずです。この第一印象においては、見た目や話し方だけでなく、香りもまた相手に与える印象を大きく左右する要因です。

しかし、香水の使い方を誤れば、逆効果になることもあります。そこで本記事では、ビジネスシーンで差をつけるメンズ香水の選び方から、年代別のおすすめ香水、さらには香りを活用した戦略まで詳しく解説します。

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ビジネスシーンで香水をつけるのはあり?

ビジネスシーンでの香水の使用は、基本的に問題ありません。むしろ、適切に使用すれば好印象を与えることができます。ここで重要なのは、清潔感を演出する控えめな香りを選ぶことです。

強すぎる香りや甘すぎる香りは避け、さりげなく香る程度が理想的です。会議や商談、接客など、シーンによって香りの強さや場面に応じた使い分けも考えてください。閉鎖的な空間では特に注意が必要で、同僚や取引先に不快感を与えないよう心がけましょう。

メリット

ビジネスシーンでメンズ香水を使用するメリットには以下のようなものがあります。

  • 身だしなみの一環として清潔感を高められる
  • 独自の香りで相手の記憶に残りやすくなる(プルースト効果)
  • 好きな香りをまとうことで心理的な自信につながる
  • シトラス系といった香りで自身の集中力が高まる
  • 特定の香りはリラックス効果をもたらし緊張を和らげる

なかでも、重要な商談や会議、プレゼンテーションなど、緊張する場面では、お気に入りの香りが心強い味方になるでしょう。

【関連記事】緊張をほぐす5つの方法|香りを活用した簡単なリラックス法

デメリット

一方で、メンズ香水の使用には以下のようなデメリットも考えなくてはなりません。

  • アレルギーや過敏症の方に不快感を与える
  • エレベーターや小さな会議室では香りが充満しやすくなる
  • 強すぎる香りは「香害」として問題視される
  • 香りの好みは文化によって大きく異なる
  • 飲食業や医療関係など、香水の使用が適さない職場がある

TPOに合わせた香りの選択と適量の使用を基本とし、控えめな香りを心がけ、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

ビジネスシーンにおけるメンズ香水の選び方のポイント

ビジネスシーンで香水を選ぶ際には、単に好みだけでなく、以下の6つのポイントを押さえて「プロの印象」を高めましょう。

香りの種類はイメージに合わせる

メンズ香水の種類によって与える印象は大きく異なるため、自分が演出したいイメージに合わせて選びましょう。例えば、シトラス系は、レモンやベルガモットなどの柑橘系の香りが特徴で、爽やかさと清潔感を演出します。

集中力を高める効果もあり、重要な会議や朝のミーティングに最適です。フレッシュな印象を与えたい若手ビジネスマンにもおすすめです。ほかにもウッディ系であれば落ち着きと信頼感を演出でき、ハーバル系はストレスの多い環境や長時間の業務に集中したい時に役立ちます。

香水の濃度と持続時間を見ておく

メンズ香水は濃度によって持続時間が異なるため、1日のスケジュールに合わせて選ぶこともポイントです。例えば、オードパルファムは香りの濃度が15〜30%と高く、4〜7時間程度持続します。一方で、オードトワレは濃度が5〜15%とやや軽めで、2〜3時間程度持続する香りです。

どちらか選ぶのであれば、オードトワレがビジネスシーンでもっとも使いやすい濃度で、朝につけて午前中の会議や商談に選びやすいです。さらに軽いオーデコロンは、さりげない香りを好む方や、香りに敏感な環境で働く方におすすめです。

年齢に合わせる

メンズの香水は自らの年代に合った香りを選ぶことで、ビジネスシーンでより自然で説得力のある印象を与えられます。

  • 20代:フレッシュで爽やかな印象の香り
  • 30代:落ち着きと若さのバランスがとれた香り
  • 40代:深みと熟成感のある上質な香り
  • 50代:落ち着きと権威を感じさせる香り

トラス系やグリーン系の軽やかな香りは、若々しさと活力を感じさせ、新しい環境での第一印象を良くしますし、シトラス系の爽やかさにウッディ系の深みが加わった香りは経験と活力を兼ね備えた魅力を引き立てます。

シーンに合わせて使いわける

ビジネスシーンは多岐にわたるため、場面に応じた香りの使い分けも効果的です。例えば、レモンやベルガモットの爽やかな香りは、頭をクリアにして思考力を高める効果があり、朝の会議や長時間の戦略会議に適しています。

クライアント訪問には、シダーウッドやサンダルウッドの落ち着いた香りで安定感と誠実さを演出し、日常業務にはリラックス効果のあるハーバル系の香りを選ぶのも良い選択肢となります。

スーツのデザインと香水を組み合わせる

メンズの香水選びでは、スーツのスタイルと香りの組み合わせも、トータルコーディネートの一環として考えると良いでしょう。例えば、以下のようなイメージです。

  • アメリカンスタイル:スパイシー系
  • ヨーロピアンスタイル:ウッディ系やフローラル系
  • カジュアルビジネス:フレッシュな香り

スタイルと一緒に思い浮かぶ香りのイメージとマッチできれば、相手に伝わる印象もより濃くなります。

内勤と外勤で種類を変える

メンズ香水は、内勤・外勤という2つの勤務形態によっても適した香水の選び方が変わってきます。

内勤の場合は、密閉空間での使用を考慮した控えめな香りを選びましょう。シトラス系やグリーン系の軽やかな香りをメインに、オードトワレやオーデコロンなどの低濃度タイプがおすすめです。

一方で移動が多く、さまざまな環境で仕事をする外勤では、長時間持続する香りを選びます。ただし、クライアント先での印象も考慮し、商談やミーティングで相手に近づいたときにわずかに香る程度が理想的です。

【年代別】ビジネスシーンにおすすめのメンズ香水5選

以下では、ビジネスシーンで活躍するメンズ香水を年代別に厳選しました。自らの年齢やイメージに合った一本を見つけて、ビジネスシーンでの印象アップに役立ててください。

「エルメス/ナイルの庭」

エルメスの「ナイルの庭」は、幅広い年代のビジネスマンに適した万能型のメンズ香水です。エジプトのナイル川をイメージした香りで、水辺の清涼感、そして砂漠の暖かさを持つバランスの良さが特徴です。

主張しすぎない上品さがあるため、ビジネスシーンでも不快感を与えることなく、さりげない存在感を演出できます。朝のミーティングから夕方のクライアント訪問、さらには仕事後の食事会まで、一日を通して活躍する香水です。

「カルバンクライン/シーケーワン」

カルバンクラインの「シーケーワン」は、20代のビジネスマンにおすすめできる爽やかな香りのメンズ香水です。1990年代から多くの支持を集める名品で、シンプルで清潔感のある印象を与えます。

若手ビジネスマンが日々の仕事で、清潔感と若々しさをアピールするのに最適です。香りがきつすぎないため、オフィス環境でも他の人に不快感を与えにくいのが利点で、朝につけて出勤すれば、午前中のミーティングや商談で好印象を与えることができるでしょう。

「エルメス/テール ドゥ エルメス」

エルメスの「テール ドゥ エルメス」は、30代のビジネスマンにおすすめしたい上品な香りのメンズ香水です。シトラス系の爽やかさとスパイシーさのバランスが、落ち着きと個性、洗練されたセンスが求められる年代にマッチします。

若々しさを残しつつも、30代としての落ち着きと深みを感じさせる香りは持続力も高く、朝一度つけるだけで1日中その香りを保ち続けることができます。重要なプレゼンテーションやクライアントとの商談など、印象を左右する場面で自信を持って臨めるでしょう。

「シャネル/ブルー ドゥ シャネル」

シャネルの「ブルー ドゥ シャネル」は、40代のビジネスマンにふさわしい深みのある香りを持つメンズ香水です。自由を愛し、独自の価値観を持つ成熟した男性のために設計されています。

40代の男性が持つ落ち着きと、時に見せる情熱的な一面、そのような矛盾するような魅力をこの香水は完璧に表現しています。重要な意思決定の場や、チームをリードする立場にある「男の存在感」をさらに引き立てるでしょう。

「ブルガリ/マン エクストレーム」

ブルガリの「マン エクストレーム」は、50代のビジネスマンにおすすめの、加齢臭をカバーする効果も期待できるメンズ香水です。ピンクグレープフルーツとベルガモットの清潔感でフレッシュな印象を与えつつ、カルダモンのスパイシーさで加齢臭を抑制する効果も期待できます。

重要な会議や部下との面談、取引先との交渉など、50代のビジネスマンが経験と知恵を発揮する場面で、さらなる自信と説得力を与えてくれるでしょう。深い魅力と人生の経験を有する年代だからこそ、クセを抑えて魅力を引き立てるメンズ香水を探しているならぜひ試したい1本です。

メンズ香水以外に「香り印刷」もビジネス活用におすすめ

個人のイメージアップに香水が効果的なように、ビジネスにおいても「香り」を取り入れることもできるようになりました。アロマやディフューザー、メンズ香水で取り入れるだけに限らず、「香り印刷」技術によって、名刺やパンフレット、ショップカードなどの印刷物にも香りを付加できます。

その結果、従来の視覚情報だけでなく、嗅覚にも訴えかけることでより強い印象を与えることができます。ブランディングやマーケティングの手法として活用することで、競合他社との差別化や顧客の記憶に残るコミュニケーションも可能です。以下で、もう少し詳しくお伝えします。

ブランディング

香りは視覚だけでなく嗅覚にも訴えかけることで、より強い印象と記憶に残るブランド体験を創出できるブランディングに役立ちます。企業の名刺に独自の香りを付けることで、取引先やクライアントの記憶に強く残り、他社との差別化を測るといった具合です。

感情や記憶と直接結びつきやすい特性があるため、一度体験した香りは長く記憶に残り、「ふとした瞬間にどこかで嗅いだ匂いがする」というようにブランドの記憶が鮮明によみがえります。食品関連企業なら商品の香りを、アパレル企業なら店舗の香りを印刷物に再現するといったことも可能です。

【関連記事】香りブランディングの効果とは?活用事例とあわせて解説

マーケティング

香り印刷は、従来の視覚や聴覚に訴えかける広告に加え、嗅覚という新たな感覚を活用することで、より効果的なマーケティング活動も展開できます。ダイレクトメールやフライヤーに香りを付けることで、開封率や閲覧時間の向上が期待できます。

季節限定キャンペーンや特別企画の告知、例えばクリスマスシーズンならシナモンやバニラの香り、夏のキャンペーンなら爽やかなシトラス系の香りを用いるといった使い方もできるでしょう。香りマーケティングの効果は科学的にも裏付けられており、顧客の滞在時間や購買意欲の向上につながることも研究で示されています。

【関連記事】【事例あり】香りマーケティングとは?匂いの活用で得られる効果と根拠

よくある質問(FAQ)

最後に、メンズ香水の使用に関するよくある質問へ回答します。

汗や体臭は香水で隠れる?

汗臭さや体臭を隠す目的でのメンズ香水の使用はおすすめできません。体臭を消すものではなく、むしろ体臭と混ざることで予期せぬ不快な香りになってしまうリスクがあるからです。

基本的には、清潔な体に香水をつけるのが正しい使い方です。体臭が気になる場合は、まず制汗剤やデオドラントなどで体臭対策を行い、その上で香水を使用するようにしましょう。

職場でNGな香水はありますか?

職場環境によって異なる場合もありますが、一般的にビジネスシーンでNGとされる香水の特徴は以下のとおりです。

  • 強すぎる香り
  • 甘すぎる香り
  • 刺激的なスパイシーな香り
  • 香りハラスメントになる可能性のある香り

いずれも周囲の人に不快感を与える可能性があり、職場では控えめにした方が無難です。最近では「香りハラスメント」という言葉も生まれており、強い香りで周囲に不快感を与えることはハラスメントになり得ます。

香水のきつい臭いはハラスメントですか?

香水の強い香りが周囲の人に不快感や体調不良を引き起こす場合、状況によってはハラスメントと見なされる可能性があります。先に触れた「香りハラスメント」のほか、「香害」と呼ばれることもあります。

トラブルを避けるためには、周囲に不快感を与える強い香りは避け、適量の使用と香りの選択に注意することが重要です。ビジネスシーンでは、控えめで清潔感のある香りを選び、つける量も最小限にとどめるのが賢明でしょう。

まとめ

ビジネスシーンでのメンズ香水の使用は、適切に行えば自らの印象を高める手段です。清潔感のある控えめな香りを選び、年齢やシーン、勤務形態に合わせて使いわけることを基本としましょう。

また、個人の香水使用だけでなく、企業のブランディングやマーケティングにおいても「香り」は新たなソリューションとなります。プルーストでは、名刺やショップカード、パンフレットなどに香りを付ける「香り印刷」サービスを提供しています。14種類の香りインキから選べるため、ビジネスでの差別化を図りたい方は、ぜひ香り印刷も検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を企画・執筆した人
香りの印刷所プルースト編集部

この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
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