お知らせ
今話題の香り付きPOP!マーケティングの方法と一緒に解説
商品やサービスの販売をするにあたって重要な問題が、どうやってお客様を集客していくかということです。これまでは、視覚や聴覚などに訴えかけてお客様の気を惹くという手法が一般的でしたが、新たなトレンドとして嗅覚にも訴えかける手法、すなわち「香りマーケティング」が注目を集めています。
嗅覚に訴求する手段としては様々な方法があげられますが、数ある方法の中でもとくに話題となっているのが、店頭に設置する香り付きのPOPです。お店の中では、比較的お客様の目にとまりやすいPOPに香り付けをすることで、視覚と嗅覚の2つの観点から商品やサービスをアピールするというわけです。
そこで今回の記事では、香り付きのPOPの種類や、香りを集客の手段に活用するメリットなどを解説していきましょう。
香りの印刷はプルーストにお任せください。
\香りの名刺・しおりなど商品多数!/
目次
香り付きPOPってなに?
香り付きPOPとは、その名のとおり、香りが付与されたPOPのことを指します。
冒頭でも少し触れたとおり、書店やスーパー、ドラッグストアなどの店舗ではPOPを設置してお客様の目を引いたり、購買意欲の向上につなげるための努力をしていますが、最近のトレンドとして、視覚だけでなく嗅覚にも働きかける動きが活発化してきました。
私たち「香りの印刷所 プルースト」でも、一般的なPOPへ様々な香り付けをするサービスを行っていますが、香りを用いて集客をつなげたいと考えているお客様から大変なニーズをいただいております。
香り付きPOPの種類は?
さて、香り付きのPOPとひと口に言っても、いったいどのような種類があるのでしょうか。ここでは、香り付きのPOPの種類について見ていきましょう。
紙製
香りが付いたPOPの定番とも言えるのが、紙で制作されたタイプの製品です。
紙は柔軟なデザインに加工できるほか、軽い、安い、仕上がりが早いといった数々のメリットがあります。安価で手に入る紙製のPOPであれば、複数購入して店内の様々な箇所に設置できますから、効率的な集客が可能となるでしょう。
電池駆動タイプ
香りとPOPを用いた別の集客方法として、最近では電池駆動タイプの製品も登場してきました。こちらのタイプのPOPのメリットは、なんと言っても人感センサーなどの機能を搭載している点にあります。売り込みたい商品の棚の前を消費者が通過する瞬間を狙って香りを放てることから、ピンポイントのタイミングで商品・サービスの認知につなげることが可能です。その反面、1台あたりの価格が高いというデメリットが考えられます。
香りマーケティングとは?
記事の前半で一度、「香りマーケティング」というビジネス用語を出しました。
このマーケティング手法は、視覚などに訴えかけるものよりも比較的、新しい手法ですから馴染みの無い人もいるはずです。そこで、ここでは香りマーケティングの基礎知識について触れておきましょう。香りマーケティングとは、人間の嗅覚に訴えかけて集客につなげる方法ということは、すでにお伝えしているとおりです。
では、なぜ嗅覚に訴えかける手法が注目を浴びているのでしょうか。それは、嗅覚と脳との関連性にあります。詳しくは後に説明しますが、嗅覚と脳の記憶領域は視覚や味覚などの感覚よりも、密接な関係があることが明らかになったため、香りを応用したマーケティングに多くの企業が乗り出しているのです。
【事例あり】香りマーケティングとは?匂いの活用で得られる効果と根拠
香りマーケティングをするメリット
香りマーケティングの基礎知識を押さえたところで、ここから先は、メリットについても見ていきましょう。こちらの項では、香りマーケティングのメリットの中でも主だったものを3点とりあげて紹介していきます。
ブランディング
香りマーケティングをする1つ目のメリットは、店舗や商品、サービスのブランディングができるというものです。店舗や商品、サービスをお客様へアピールする場合、これまでのスタンダードはブランドイメージに沿ったパネルを店内に設置したり、BGMを流すのが一般的でした。
大人をターゲットにした店舗ではエレガントなBGMを流し、若者がターゲットの店舗では、ロックなどの活発なBGMを流してブランドイメージを確立するという手法は、多くの人も実感したことがあるのではないでしょうか。香りマーケティングにおいても、これらの手法に近いアプローチができます。たとえば、店舗内の香りを統一することで、お客様に対し「この香りと言えばあのブランドだ」という認知につなげることができます。
私たちが提供しているサービスでも、店舗や商品のブランディングに役立てるアイテムを制作していますので、興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。さらに、プルーストではすでに用意している香りのほかにも、特注の香り制作にも対応しています。
お客様の目指しているブランドイメージに、ぴったりな香りを作らせていただきますので、ぜひご検討ください。
差別化
香りマーケティングをする2つ目のメリットは、差別化ができるということです。現代社会における商品やサービスのアピール方法は、ある意味では様式化されており、お客様にとって刺激的なものは限られています。現代社会における商品やサービスのアピール方法は、ある意味では様式化されており、お客様にとって刺激的なものは限られています。
写真や映像、BGMなどは、どれをとっても多くの企業が導入しているため目新しさがありません。その点、香りに訴えかけるという新たな手法は比較的新しく、集客方法の差別化へとつながります。
プルースト効果
香りマーケティングをすることの3つ目のメリットは、プルースト効果が狙えるというものです。上でもお伝えしたとおり、脳の記憶領域と嗅覚は密接な関係性にあります。読者の方の中にも、特定の香りを嗅いだ瞬間、過去の記憶が蘇ったという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。たとえば、塩素の匂いでプールの記憶を思い出す、という具合にです。
香りマーケティングでは、このプルースト効果を上手に利用してお客様の記憶と、自社の店舗や商品、サービスの記憶を結びつけることを狙います。香りは目に見えない、そして音も聞こえない存在ですが、記憶を刺激するプルースト効果が発揮できるという大きな強みを持っているのです。
香りマーケティングのデメリット
先ほど、香りマーケティングのメリットを紹介したところですが、この手法を実践するにあたっては、デメリットについても確認しておきたいところです。
そこで、ここでは香りマーケティングの持つデメリットについて2点ピックアップして紹介していきましょう。
コストがかかる
POPに限ったことではありませんが、一般的にマーケティングは、その性格上、長期にわたって実施されます。マーケティングプランを考え、実行に移し、フィードバックを得て改善点を洗い出す作業を行うわけですから、時間がかかっても仕方がありません。そのため、予算が厳しい企業にとっては、マーケティングのコストを少しでも抑えたいところではないでしょうか。
そういった方々におすすめなのが、我々が提供する香り付きのPOPです。上でもお伝えしたとおり、私たちが得意としているのは紙製の安価な製品です。そのため、本体代や電気代が発生する電池駆動タイプの製品よりも、コスト面におけるアドバンテージを持っています。
香りにムラが出てしまう場合がある
香りの難しいところは、強弱の調整がつけづらい点にあります。POPそのものは工作が得意な人であれば簡単に作れるかも知れませんが、手作業で香り付けをする場合、香料などを均等に塗布する必要があるため繊細な作業が必要です。
また、強すぎる香りはときに不快感を与えてしまうこともあるため、最悪の場合、ブランドイメージを損なってしまう要因にもなり得ます。その点、私たちプルーストは、印刷メーカーとして積み上げたノウハウを生かし、強すぎず弱すぎないよう均等に香りを行きわたらせる香料インキの技術を持っています。
インキの性質上、POPに触れなければ香りを発することはないため、香りが気になる人にピンポイントで届けることができます。ご満足いただける製品をお約束しますので、香り付きPOPの設置を検討しているお客様は、ぜひプルーストへお任せください。
香り付きPOP以外のマーケティングに効果的なアイテム
ここまでは、香り付きPOPについての情報をお届けしてきました。しかし、実を言いますとプルーストでは、POP以外にも香りマーケティングに生かせるアイテムを多数、用意しています。そこで、ここでは我々が取り扱っているアイテムの中でも、香りマーケティングに強みを発揮できるものを厳選して紹介していきましょう。
チラシ
チラシは、香りマーケティングを実行する際の強力な助けとなります。なぜなら、店舗と同様の香りをチラシに付与することで、手にしたお客様へのプルースト効果が狙えるからです。低価格で導入できることから、POPと組み合わせて使いやすいというのも大きな利点と言えます。
手紙・はがき
香り付けをした手紙やはがきを、お客様に届けるのも香りマーケティングでは有効です。たとえば、旅館などの利用から時間が経過したとき、客室と同じ香りのお礼状などが届けば、旅先の楽しい記憶が蘇りリピートのきっかけを作ることができます。
うちわ
うちわは使用する季節が限られやすいアイテムです。しかし、チラシのように路上で配ったり、店舗に置いておくことで、お客様に自主的に持ち帰っていただけるという、柔軟性に富んだ使い方もできます。また、うちわは扇ぐたびに香りが広く漂うため、その他の製品よりも店舗や商品、サービスを思い出してもらう効果が期待できるのもメリットです。
まとめ
香りは脳の働きと密接な関係があることから、匂いを有効に活用したマーケティングが今、注目を集めています。私たち「香りの印刷所 プルースト」では、香りマーケティングを検討中のお客様のニーズに対応すべく、POPをはじめとする様々な印刷物に香りを付与するサービスを提供中です香りのバリエーションは10種類以上も用意しているほか、お客様のイメージに合わせて特注の香りも制作いたしております。
紙媒体の製品ですからコスト面も抑えられますので、香りマーケティングの初心者の方にもおすすめです。興味を持たれた方は、ぜひ一度お問い合わせください。
香りの印刷所プルースト編集部
この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。