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香り・匂いの資格は何がある?フレグランスを仕事に取り入れよう

コラム 2023.2.7

香りは、食品、洗剤、アロマなど様々なものに活用されています。

商品に付けられた香りは、流行や好みだけでなく、香りの持つ特徴や性質を活かして選ばれており、香りについて深く知るほど、その魅力に惹かれるでしょう。

今回は、香りについてより深い知識を身に付けられる、香りに関する資格について紹介します。

香りに興味が湧き、深い知識を身に付けたいという人や、香りに関する資格を取得してビジネスに活かしたい、とお考えならぜひご覧ください。

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香りをビジネスに取り入れるならプルースト

香りをビジネスに取り入れる際には、手軽なプルーストがおすすめです。

プルーストは、香りのついたインクを使用した香り印刷で、様々な香り付きアイテムを作成できます。例えば、チラシや名刺、シールなどのビジネスに活用できるアイテムが多数あります。

香りの資格があれば、アイテムや使用する場面、使用する相手に合わせた効果的な香りを選べるので香りの魅力を最大限に活かせるでしょう。

また、ご希望の香りがあればご相談ください。資格がなくとも、プルーストでは調香済みの14種類の香りからお好きなものを選べます。

香りのサンプルを用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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また、以下にビジネスに関する記事も貼っておりますのでご確認ください。

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香りに関する資格の一覧

香りに関する資格には様々なものがありますので、代表的な5つの資格を以下の表にまとめました。

求める資格はどれに近いのか、表を参考に検討してください。

資格名 概要(内容) 用途
日本調香技術師検定 食品、化粧品、香料などの香りの知識や技術の習得 食品、化粧品、香料業界の調香師など
香水ソムリエ 香りを識別して香水を提供できる知識を身に付ける
※現在は新規受付を終了しており、受験できません。
香水の販売員など
フレグランスセールススペシャリスト 化粧品・香水の販売経験のある人が、客のニーズにあわせたアドバイスができる、プロフェッショナルな知識や接客方法を身に付ける 香水や化粧品の販売員
アロマテラピー検定 アロマテラピーの基礎や実践で役立つ知識を身に付ける 販売員、病院、介護施設、ハンドメイド作品
臭気鑑定士 悪臭苦情を解決するため臭い 工場、ゼネコンなど

香り・匂いについて学べる7つの資格

香り・匂いについて学びたいと思ったときに、本格的で深い知識を身に付けられる資格取得は非常に有効な手段です。

しかし、香り・匂いについての資格は種類が多く、迷う人も多いでしょう。以下に挙げたそれぞれの資格の内容を見て、自分の求めるものを見つけてください。

  • 日本調香師検定
  • 香水ソムリエ
  • フレグランスセールススペシャリスト
  • アロマテラピー検定
  • 臭気判定士
  • フレーバー・フレグランス検定
  • その他民間資格

日本調香技術師検定

香水やアロマだけでなく、食品や化粧品についても勉強できる資格です。製品の香り付けや、香料について知りたい人に合った資格でしょう。

資格名 日本調香技術師検定
試験内容 筆記試験:匂いの基礎知識、香料の一般常識、歴史、単品、食品・化粧品に関する知識実技試験:香りを嗅いで単品香料名を回答する
費用 3級 11,000円2級    11,000円1級    16,500円
用途 調香技術士を求める企業での活躍など
提供会社 一般社団法人日本調香技術士検定協会

香水ソムリエ

香水ソムリエは、パルファンサトリが2021年4月まで実施していた通信講座にて取得できた資格です。ジュニア香水ソムリエコースを修了後、香水ソムリエの全課題も修了すると取得できます。

現在は新規の受付を実施していないことから、日本フレグランス協会の「フレグランスセールス スペシャリスト」を代替資格としてみましょう。

フレグランスセールス スペシャリスト

この資格を受験するためには、1年以上の販売員経験が必要です。

3日間の講習の後1時間の試験を受けて合格すれば、認定されます。

資格名 フレグランスセールス スペシャリスト
試験内容 3日間の講座受講、最終日に認定試験を受験講座内容は香りに関する知識や接客について
費用 60,000円
用途 スペシャリストとして、フレグランスの販売
提供会社 日本フレグランス協会

アロマテラピー検定

アロマテラピーの基礎知識を学べます。アロマに興味がある人や、アロマを生活や仕事に活用したい人におすすめの検定です。

資格名 アロマテラピー検定
試験内容 アロマの知識に関するWEB試験
費用 2級 6,600円1級 6,600円1級2級併願 13.200円
用途 香りに関係する仕事や、医療介護施設など
提供会社 公益社団法人 日本アロマ環境協会

臭気判定士(国家資格)

香りに関する資格の中で唯一の国家資格です。臭気に関するスペシャリストとして、悪臭測定を主に行います。

資格名 臭気判定士
試験内容 マークシート:嗅覚概論、悪臭防止行政、悪臭測定概論、分析統計概論及び臭気測定実務等の5科目嗅覚検査
費用 18,000円
用途 臭気判定士としての活動や、臭気測定オペレーター
提供会社 公益社団法人 におい・かおり環境協会

フレーバー・フレグランス検定

香りについてより深い知識を得たい人におすすめの資格です。香気物質についての化学的理解から、アロマについてなど、幅広い香りに関する知識を得られます。

資格名 フレーバー・フレグランス検定
試験内容 3級・マークシート:フレーバー・フレグランスについての基礎知識2級・マークシート:香気物質についての知識・基本的な匂いの嗅ぎ分けテスト
費用 3級 5,500円2級 8,800円1級は2023年以降に実施予定
用途 アロマテラピー 香りに関する仕事
提供会社 一般社団法人フレーバー・フレグランス協会

その他民間資格

上記のもの以外にも、香りの資格は多数あります。

以下に挙げたものは、その一部です。

  • アロマージュ認定
  • アロマフレグランスインストラクター認定
  • アロマフレグランスブレンダー認定
  • アロマジェネリスト
  • スペースアロマ・デザイナー認定

アロマに関するものだけでも、多数の資格が存在します。

資格を選んだり、香りの知識を深めたいと思ったときには、香りのどのような知識を得たいのか、香りの知識をどのように活かしたいのかを明確にしましょう。

自分の求める知識や資格を見付けやすくなります。

香りに関する資格の難易度はバラバラ

香りに関する資格の難易度は、バラバラです。

ほとんどの資格が民間資格のため、試験内容や受験者数、合格基準など、難易度を判断する基準が異なると考えられます。そのため、難易度で資格を選ぶのは難しいでしょう。

「香り」とひとことで言っても、アロマや香水、食品の香料や化粧品、悪臭など様々な種類があります。

どの領域の勉強をしたいのかを絞り、それに関連する情報を集める形で勉強をすすめていくと効率的に、必要な知識を身に付けられるのでおすすめです。

また、フレグランスセールススペシャリストのように、販売員経験が1年以上必要なものや、級があるもの、講座の受講が必要なもの等、受験資格や受験内容も違います。

資格を検討する際には、試験内容だけでなく、受験資格や受験方法なども併せて調べましょう。

香りについて勉強したいなら本も一つの方法

香りについて勉強したいなら、本を活用するのも一つの方法です。

香りについてこれから勉強を始める初心者向けの本を、3冊紹介します。

  • 調香師の手帖 香りの世界をさぐる
  • 香料の科学
  • アロマテラピーテキスト1級2級

資格取得を目指さずとも、香りの知識を深めたいという人にも、こちらの3冊は参考にしやすい本でしょう。

世界にも香りに関する資格がある

日本に限らず、世界にも香りに関する資格があります。

香水の本場フランスには、「ル・ネ」という認定制度があり、一番有名な香りに関する資格です。

厳密にいうと資格ではなく認定制度で、世界で2〜300人しかこの称号を持つ人がいないほど、厳しい称号です。

「ル・ネ」は、鼻という意味で、約6000種類の香りを嗅ぎ分けられる調香師に与えられます。

そのため、世界最高峰のフレグランスのスペシャリストといえるでしょう。

香りの資格はフレグランスコーディネーターに一役買う

香りの資格は、フレグランスコーディネーターに一役買います。

フレグランスコーディネーターとは、香りに関する知識を活かし、化粧品や香水、入浴剤等の香りを必要とする商品の香りの選定やアドバイスをする仕事です。

活躍の場は幅広く、香水売り場や、フレグランス売り場で、客のニーズに合った香り選びのアドバイスをしたり、企業の商品開発部に属し、製品の香りの開発や香り付けのアドバイスをします。

また、フレグランスコーディネーターとして、フリーで活躍することもできます。

香り商品が増えている中で、香りに関する知識が豊富なフレグランスコーディネーターは、今後活躍が期待できるでしょう。

フレグランスアドバイザーという新たな選択肢

フレグランスアドバイザーという新たな選択肢も得られます。

フレグランスアドバイザーとは、主に香水を販売する販売員です。お客様が求める香りやイメージに合った香水を提供できるよう、アドバイスをします。

フレグランスアドバイザーになるには、資格は不要ですが、香水の販売には知識が必要です。香りを勉強することでフレグランスアドバイザーとして、自信をもって接客できるでしょう。

また、更なるスキルアップを目指すなら、フレグランスセールススペシャリストという資格がおすすめです。

香りは知れば知るほど奥深く、知識の必要な世界です。資格取得を目的とせず、知識を増やすことで選択肢が増えていく魅力があります。

香りと資格に関するよくある質問

香りと資格に関する、よくある質問を紹介します。

  • 調香師になるには資格が必要?
  • 調香師の国家資格は?
  • お香の販売資格は?

調香師になるには資格が必要?

調香師になるのに資格は不要です。ただ、調香師になるには専門的な知識が必要になります。

調香について学ぶ場も少ないので、専門学校等で勉強するルートが一般的です。

調香師には、香りのメカニズムや安全性についての科学的知識も必要になり、幅広い知識を必要とします。

現在、企業で調香師として活躍している人は、科学や薬学系の大学で学んだ人や、調香を学ぶ専門学校を卒業している人が多いようです。

調香師の国家資格は?

調香師の国家資格はありません。調香師を目指す場合には、専門学校で勉強したり、実際に働きながら知識を付けるのが一般的です。

国家資格はありませんが、香りの調合や模倣の技術、専門知識を持つことを示す「日本調香技術師検定」という検定があります。

資格取得を目指したいのなら、こちらの検定も良いでしょう。

資格がなくとも働きながら更に深い知識を身に付けられるため、実務でスキルアップを目指せます。

お香の販売資格は?

お香やアロマキャンドルなどで、香りを楽しむことだけを目的としている商品に関しては、販売資格は必要ありません。成分の表示も必要ないようです。

一方、マッサージ用のアロマオイルや、バスボムなど肌に触れるものの場合には、医薬品医療機器上の手続きや、医薬部外品の手続きが必要になります。

違法な薬物成分が入っていないかどうかも販売前に十分注意が必要です。安全に香りを楽しんでもらえる製品を販売しましょう。

まとめ

香りに関する資格には、様々なものがあります。資格取得は仕事の幅が広がるだけでなく、製品や接客のクオリティを高めるでしょう。

自分に合った資格を選び、香りを楽しんでください。

プルーストでは香りのついたインクを使用し香りを印刷します。香り印刷は、手軽に香り付き製品を作成できるので、香りの知識は必要ありません。

香りのサンプルも用意しておりますので、実際に香りを試しながら香り製品を作りましょう。

なお、姉妹サイトの「香り印刷ドットコム」においても同様のサービスを提供いたしておりますので、そちらの方も合わせてご検討いただけますと幸いです。

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香り印刷ドットコム/よくある質問

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この記事を企画・執筆した人
香りの印刷所プルースト編集部

この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。

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