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スミレ(菫)はどんな香り?効果・効能やおすすめの活用法を解説
春の花といえば、桜を思い浮かべる人が多いかと思います。しかし、スミレも春にはたくさんの花を咲かせ、春の訪れを知らせるかわいらしい花の一つです。
そんなスミレを道端で見かけることもあるかもしれませんが、その香りを知っていますでしょうか。
今回は、スミレの小さな青紫色の花にある素敵な香りに加えて、効果や効能・おすすめの活用方法について紹介します。
スミレの魅力を知って、ビジネスシーンで活用しましょう。
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目次
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スミレ(菫)の花はどんな香り?
スミレの香りとして有名なのは、ニオイスミレという品種で、甘い香りが強く特徴的です。道端のスミレの香りをじっくりと嗅いだことのある人は少ないかもしれませんが、日本産のスミレは匂いがほぼありません。
ホームセンター等では、品種改良したスミレの花が販売されているので、気になる方は足を運んでみてください。
また、ワインの香りをスミレの香りと表現したり、バイオレットリキュールなどお酒にも使われています。この例えようのない、特徴的な甘く爽やかな香りは多くの人を虜にしてきました。
なお、スミレは有名なマリーアントワネットが香水に愛用していたとされるなど、海外では古くから香りが楽しまれて来ました。西アジアからヨーロッパまで分布し、世界各国で古くから愛され、800種類ほどあるそうです。
英語でスミレはバイオレット
スミレは英語でバイオレット(Violets)、フランス語ではヴィオレット(Violette)です。
バイオレットを日本語に訳すと紫をイメージしますが、厳密には青紫色。一方で赤紫色をパープルと使い分けるようです。
スミレをよく見てみると、きれいな青紫色の小さな花びらが付いています。
スミレの花言葉は「謙虚・誠実」
スミレの花言葉は、「謙虚・誠実」です。その理由は、控え目にひっそりとたたずむ姿から付けられたといわれます。
時期になると、歩道の脇やガードレールの下などでひっそりと雑草に混ざり花を咲かせる姿を見れば、誰もが謙虚さや誠実さを感じるでしょう。
また、西洋ではスミレは奥ゆかしさの象徴とされています。
スミレ(菫)に期待できる効果・効能
かわいらしい花を咲かせる小さなスミレに、期待できる代表的な効果・効能は以下の4つです。
- リラックス効果
- 薬用効果
- 頭痛や不眠症の緩和
- 消炎作用
リラックス効果
スミレの香りには、リラックス効果を期待できます。落ち着く香りとして有名なラベンダーと同じく、鎮静効果があるとされているようです。
ニオイスミレの名で知られる、香りの強いスミレは、ヨーロッパでは古くからハーブとして、親しまれて来ました。
スミレの香りのついた製品や、咲いている花を見かけた際には、是非香りをお試しください。
他にも、リラックス効果がある香りを記事で紹介しているのでご確認ください
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薬用効果
スミレの強い香りの効果を紹介しましたが、根や花、葉っぱには薬用効果が期待できるそうです。
日本では馴染みがありませんが、ニオイスミレはハーブとして活用されます。ニオイスミレの花や葉を使ったハーブティーは口内炎・呼吸器の疾患に効き、咳・痰を鎮める効果が期待できます。
根を乾燥し煎じたものには、気管支の炎症を鎮める効果が期待できるでしょう。
頭痛や不眠症の緩和
ニオイスミレはさらに、頭痛や不眠症の緩和にも効果が期待できるそうです。
ニオイスミレのハーブティーは、催眠作用があるとされます。眠れない日や、頭痛がする日にニオイスミレのハーブティーを飲んでみてください。
イライラした頭痛が落ち着き、気持ち良い眠りに付けるでしょう。二日酔いにも良いとされるので、眠れない日や頭痛の日には試してみたいハーブです。
消炎作用
ニオイスミレには、消炎作用があるとされます。これは香りではなく、根や花・葉っぱから抽出したアロマとしての効能の一部です。
効果が期待できる肌トラブルの一部を紹介します。
- ニキビ
- 湿疹
- 毛穴
- 創傷
皮膚の炎症を鎮静し、健やかな状態に近付けることが期待できるようです。薬に頼りたくない、自然のもので直したい、というときによいでしょう。
スミレ(菫)の香りは何に使う?おすすめの活用法
スミレの香りの活用方法について、3つのおすすめを紹介します。
- 香水で落ち着いた印象に
- 演出に使ってリラックス空間に
- マーケティングで印象アップに
香水で落ち着いた印象に
スミレの香りの香水は、甘く爽やかな香りで落ち着いた印象を与えてくれます。
古くはマリーアントワネットに愛されたスミレの香りですが、メインとして配合されずにアクセントとして使われているケースがほとんどです。
そのため、組み合わせ次第でさまざまな香りになりますが、そのほとんどが落ち着いた爽やかな香りに仕上がる傾向にあります。スミレの花言葉のように誠実な落ち着いた印象を香水で身にまとってみましょう。
演出に使ってリラックス空間に
スミレの香りを演出に使って、リラックス空間の演出もおすすめです。近年、香りのおもてなし、という視点でも、香りを使ったブランディングや空間演出がされるようになりました。
スミレの香りはリラックス効果があるので、例えば、エステや美容室等リラックス空間を演出したいときに使用するとその効果を発揮します。
香りの演出は顧客満足にも繋がる、注目されている手法です。気軽に取り入れられる手法でもあるので、一度お試しください。
マーケティングで印象アップに
スミレの香りをマーケティングに取り入れて印象アップを目指しましょう。例えば、DMに香り付けをしたり、時間や場所に合わせた香りを演出するなどです。
香りビジネスは、新しいビジネスの手法として人気で、実際に顧客満足度を高められたり、集客効果を得られたりします。中でもDMは、取り入れるのも簡単で人気の香りビジネスです。
スミレの香りとマーケティングの相乗効果を狙って、ぜひ試してみてください。
【関連記事】 香りビジネスとは?企業にも取り入れられる匂いの未来と市場規模
スミレ(菫)の香りに関するよくある質問
ここからはスミレの香りに関する、よくある質問の以下4つに回答します。
- 香水に使われるスミレは?
- ニオイスミレの特徴や効能は?
- スミレの香りの成分は?
- スミレのイメージは?
質問を参考にスミレの知識を深めましょう。
香水に使われるスミレは?
香水に使用されるのは、ニオイスミレという種類の香りの強いスミレです。これは外国産のスミレで、日本産のスミレにも香りがついているものはありますが、ニオイスミレほど強いものはありません。
このため、日本ではスミレの匂いが良いという印象が薄いと考えられます。ニオイスミレは、あの有名なマリーアントワネットが香水に愛用していたとされ、海外では人気の高い香りです。
甘く強い香りで、現在でもスミレの香りの香水は多数販売されています。
ニオイスミレの特徴や効能は?
ニオイスミレは12月から3月頃に花を開き、一輪でも部屋中に香りが広がるほど、強く甘い香りを放ちます。色は、白、ピンク、紫があり花びらは5枚です。
ハーブとしても使用されるニオイスミレは、リラックス効果や頭痛・不眠の解消、消炎効果などが期待できます。他にも、根の部分には気管支に効果があるなど、花・葉・根どこも使える優秀な植物です。
スミレの香り成分は?
スミレの香り成分は、花を例にするとバイオレットフラワーアブソリュートという香り成分が抽出されます。しかし、コストと手間の面から、現在では人工的な成分が主流です。
また、葉から得られる主な香りの成分は以下のとおりです。
- スミレ葉アルデヒド
- スミレ葉アルコール
- ヘキサノール
- ベンジルアルコール
- オイゲノール
緑気の強い香りで、ウッディな香りの基調となったり、グリーンノートの香料になったりします。
スミレのイメージは、時期になるとひっそりと花を咲かせる姿で、西洋では「スミレのような謙虚さを持った女性」が理想の女性像とされてきました。
スミレのイメージは?
花言葉も、誠実・謙虚とその姿を現しています。日本での印象も同じで、世界中の人から愛される花です。
スミレを使用した香水も、華美な香りよりは、落ち着いた香りが多くなっています。ビジネスに活用する際には、落ち着いた空間演出に取り入れるとよいでしょう。
まとめ
ひっそりと佇むスミレの花と甘く爽やかな香りは、古くから多くの人に愛されてきました。他に例えようのないスミレの香りは、落ち着いた印象を持たせることができます。
プルーストでは、スミレの香りの取り扱いはありませんが、同じくリラックス効果のあるラベンダーや優しいフローラルの香りなどを用意しています。
なお、弊社の香り付きしおりはアロマテラピーの効果はありませんが、厳選された心地よい香りを十分に楽しむことができます。
オリジナルの香りのご相談についても、お気軽にお問い合わせください。香りをビジネスに取り入れて、ビジネスを楽しみましょう。
香りの印刷所プルースト編集部
この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。