お知らせ

香り付きシールで生活をより豊かにしよう!おすすめの使い方を紹介

コラム 2022.8.7

可愛いデザインや使用方法の幅広さから、大人から子どもまで人気のあるアイテムがシールです。メッセージカードに貼ったり、スマホや旅行用のスーツケースに貼ったりと、使い方次第では、どこまでも用途が広がります。そんなシールですが、最近では香り付けをしたものが販売され、大きな人気を集めています。

そこで今回の記事では、香り付きシールの使い方や、使用上の注意点などを紹介していきましょう。

そもそも香りってなんで感じるの?

そもそも、香りはどのような仕組みで感じるのでしょうか。それは、「香りのもと」となる物質と、私たちの鼻腔内の神経細胞に関係しています。私たちの身の回りには数十万種類の「香りのもと」になる物質が漂っていて、人間はそのうちの、数千種類〜1万種類の匂いを嗅ぎ分けることができます。人間が嗅ぎ取れる種類の「香りのもと」が鼻の中に吸い込まれると、匂いを感知する神経細胞が反応し、「あ、これは○○の匂いだ」と脳が反応するわけというわけです。

そして、最近では、香りに脳が反応するメカニズムを利用するための商品も、ぞくぞくと市販されるようになっています。その中でも、とくに注目を集めているのが香り付きのシールです。手軽に使えることや、使用用途が多岐にわたることがメリットであると、大変な人気を集めています。

香りが印象に作用する仕組みとその種類について

香り付きシールの使い方

香り付きシールの使い方

続いて、香り付きシールの使い方について見ていきましょう。代表的な使い方をピックアップして紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

マスクに貼る

ひと昔前までは、マスクというと冬場のインフルエンザ予防や花粉症対策など、使用する場面は限定的でした。しかし、今では新型コロナウィルスの影響で、夏場でもマスクが必須アイテムになっています。冬の乾燥した時期ならともかく、高温多湿の日本の夏ではマスク内が蒸れてしまい、ニオイが気になることもしばしばあることでしょう。そこで、注目を集めているのが、香り付きシールをマスクに貼るという方法です。

マスクにお気に入りの香りを付与することでイヤなニオイが抑えられ、いつも気持ち良く過ごすことができるというわけです。
ビジネスシーンで使う場合は、なるべく目立たないサイズ、カラーのものを選びましょう。

アロマシールとは?マスクに貼れる香り印刷の新しい形

手紙やはがきに貼る

電子メールよりも手書きのお便りの方に、大きな喜びを感じる人は多いのではないでしょうか。手紙を差し出す側としても、あえて手書きにすることによって、自分の思いをより強く伝えたいという願いがあるはずです。そんな気持ちのこもった手紙やはがきに香り付きのシールを貼ってあげることで、より相手を喜ばせることができます。

また、手紙とは主旨が少し違いますが、寄せ書きに貼ってプレゼントするのもおすすめの使用方法です。

目印として貼る

シールを購入して、私物の目印代わりにしている人も少なくありません。とくに、小学校では全員が同じ教材を使うこともあるため、見分けがつくよう子どもの文具などに貼る保護者の方もいます。ここで「目印だったら、べつに香りはいらないのでは?」と疑問に思う人もいるかも知れませんが、香りを付与することによって、学習効率のアップが期待できることがわかっています。

たとえば、ローズマリーの香りです。イギリスのノーザンブリア大学が2003年に発表した研究によると、5分間ローズマリーの香りを嗅いだ被験者は、記憶力の向上が認められたというデータが得られています。香り付きシールを使い文具にローズマリーの香りをまとわせることで、目印と成績アップの一石二鳥の効果が狙えますので、お子さんのいらっしゃる方はぜひ試してみてください。

ベッド脇に貼って安眠につなげる

鳥取大学の神保太樹博士の研究によると、香りには安眠をもたらす効果があることがわかっています。とくに、ラベンダーとスイートオレンジの香りには、副交感神経を優位にして不眠を改善する効果が認められています。良質な睡眠は、老若男女問わず誰にとっても必要不可欠であることは言うまでもありません。

睡眠を専門に研究をしているカリフォルニア大学のマシュー・ウォーカー教授によると、睡眠不足が続くと人間の身体は血糖値をコントロールする力が弱まり、糖尿病になりやすくなるほか、心臓疾患のリスクも大幅に高まるとも言われています。香り付きシールを有効に活用してしっかり睡眠をとり、健康な毎日を過ごしましょう。

ラベンダーの香りは?表現や効果・効能・リラックス以外に便利な使い方を紹介

認知症予防

認知症患者は年々増加傾向にあり、要介護認定を受ける人の中でも大きな割合を占めています。まさに、認知症は「国民的な病」と言っても過言ではないでしょう。そんな認知症ですが、香りを用いることで予防が見込めることがわかってきています。多くの方がご存じのとおり、認知症は脳の記憶領域の萎縮によって起こる病気です。初期症状のときは本人はちょっとした物忘れとしか思っていないため、気づいた時には症状がかなり進行していたというケースは珍しくありません。

しかし、実を言うと認知症の最初期の症状は嗅覚の衰えであることが、解明されています。そして、嗅覚に関係する神経細胞は、脳の中でも数少ない再生可能な細胞です。そのため、嗅覚を司る神経細胞を香りで刺激することで、認知症を予防したり進行を遅らせる効果が期待されています。

香り付きシールは小さく、どこにでも貼り付けられるのが利点ですから、高齢の方が周囲にいる人などは、その利点を生かして生活空間の各所に貼り、よい香りを漂わせてみてはいかがでしょうか。

香り付きシールの使用上の注意点

香り付きシールの使用上の注意点

次に、香り付きシールの使用上の注意点についても見ていきましょう。

湿気を避ける

シールは性質上、湿度が高い場所に保管していると粘着力が低くなってしまいます。そのため、缶やプラスチック製のケースに入れて、乾燥した場所に保管しておくなどのケアが必要です。専用のアイテムを用いて保管したいという方には、文具メーカーが市販している、シール専用のファイルがおすすめです。

シートごとにシールを保管できるため、見た目がスッキリして取り扱いがしやすいというメリットがあります。

口に入れない

シールをお子さんに与えて、ご褒美がわりにしているという保護者の方もいるのではないでしょうか。しかし、子どもは興味本位で何でも口に入れたがるので注意が必要です。とくに、果物やバニラなど食品の香りがついたものを与えるときは、舐めたりすることがないよう、きちんと言い聞かせましょう。

直射日光を避ける

どんなに精巧な印刷技術を用いても、真夏の直射日光に長期間あたってしまうと変色の可能性が出てしまいます。シールを取り扱う際は、直射日光があたらない場所に保管するように心がけてください。

香り付きシールの剥がし方

最後に、万が一子どもが間違えて貼ってしまったり、香りの持続期間が終了したときのために、シールの剥がし方を紹介しましょう。

ドライヤーで剥がす

一般的に、シールの粘着剤は熱に弱いという性質を持っています。そのため、ドライヤーの温風をあてることで、粘着剤が柔らかく変性して剥がしやすくなります。ドライヤーは、ほとんどのご家庭で一台はあるはずですから、まずはこちらの方法から試してみてはいかがでしょうか。

中性洗剤を使う

台所用の中性洗剤に使用されている界面活性剤は、粘着剤が持つ粘着力を弱める性質を持っています。方法としては、まず中性洗剤をシールの上に塗布し、乾燥を防ぐためにラップなどで覆ってください。次に、20分ほど経過したら、慎重にシールを剥がします。

最後に、作業が終了したら洗剤をしっかり拭き取りましょう。洗剤が残っていると、剥がした箇所が変色してしまう原因にもなります。

消しゴムを使う

消しゴムの使用は、どちらかと言うと仕上げに用いられることが多い方法です。
消しゴムは、対象物の表面にある物質をゴムの力で絡めとる性質を持っているため、シールを剥がしたあとのベタベタを取るときにとても便利なアイテムです。
さらに、プラスチックや木材、スチールなど色々なものに使えるのも大きな利点と言えます。

ちなみに、「カド」の部分を使うとより効率的に処理が可能です。

まとめ

まとめ

様々なデザインで、私たちを楽しませてくれるシール。利用方法も多岐にわたりますから、アイデア次第で色々な場面で役に立ってくれます。そんなシールですが、今では香りを付与することによって、さらなる活躍を見せてくれるように進化しています。たとえば、マスクに貼ってイヤなニオイを抑制したり、学習に生かしたり、安眠に生かしたりなど、「香り」にまつわる多数のメリットを、使用者にもたらしてくれるようになりました。

みなさんも、香り付きシールを生活に取り入れて、より快適な暮らしを手に入れてみてはいかがでしょうか。私たち「香りの印刷所プルースト」の姉妹サイト、「香り印刷ドットコム」では、香り付きシールの販売を行っています。

香りはもちろん、デザインについても豊富なバリエーションを用意していますので、興味を持たれた方は、ぜひ一度ホームページをご覧になってみてください。香りの印刷はプルーストにお任せください。商品一覧はこちら

香りの印刷はプルーストにお任せください。

この記事を企画・執筆した人
香りの印刷所プルースト編集部

この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。

香りの印刷所プルースト編集部が企画・執筆した他のコラム一覧

カテゴリー最新記事