お知らせ
ビジネスやダイエットにも有効!香りがもたらす効果
「プルースト効果」という心理現象をご存じでしょうか。
プルースト効果とはある特定の香りが、その香りにまつわる記憶や感情を誘発させる心理現象のことです。
例えばこんな経験はありませんか?
- 恋人と同じ香水の香りを街中で感じてその人の事を思い出す
- 塩素の匂いを感じて、学校のプールを思い出す
これらは全て「プルースト効果」がもたらす心理現象です。また、香りには気持ちを落ち着かせる効果も期待できます。これらの効果から香りの持つ効能を活かして、ダイエットやビジネスにも有効的に活用することができると考えられています。
香りの印刷はプルーストにお任せください。
\香りの名刺・しおりなど商品多数!/
目次
香りは心身に直接効果を働きかけることが確認されている
前述の通り、香りには、その香りにまつわる思い出や感情を想起させたり、気持ちを落ち着かせたりする効果があります。
香りと記憶を結びつけるプルースト効果
何かの香りを嗅ぐことで、その香りにまつわる記憶を呼び起こす心理的現象を「プルースト効果」と言います。フランスのプルーストの小説「失われた時を求めて」の一節でこの現象について描かれていることが由来とされています。
嗅覚は五感の中で唯一、本能的な行動や喜怒哀楽を司る大脳辺緑系と直接繋がっており、香りを嗅ぐことで記憶を呼び起こすことがあると考えられています。
自律神経やホルモンバランスを整える
香りには記憶を呼び起こすだけではなく、
自律神経やホルモンバランスを整えることからリラックス効果も期待できます。
では、なぜ香りを嗅ぐことで自律神経が整うのでしょうか。その理由は、香りの情報が視床下部に伝達されることにあります。
視床下部は自律神経系や内分泌系を支配している場所であり、それらの機能が香りを嗅ぐことにより、リラックスした状態を体に伝達したり、免疫機能を増強させたりする役割を果たしています。
アロマテラピーは科学的に合理的な施術
前述の通り、香りには自律神経を整える効果が期待できます。
その効果を利用して医療や介護現場で取り入れられているのが、「アロマテラピー」です。アロマの香りが体の不調や心の疲れ、ストレスを癒してくれる効果があると言われ、香りの成分はそれぞれ作用が異なります。
皮膚刺激性と抗ウイルス作用があるテルペン類、消毒作用や抗菌作用成分が強いフェノール類、緊張をほぐしてくれるエステル類など、悩みに合わせたアロマを選ぶのが効果的です。
【シーン別】香りから得られる効果
ここでは、どのシーンにどの香りが有効か紹介します。ご自身の悩みに合わせて是非参考にしてみてください。
集中したい
「家での仕事が何故かはかどらない、集中できない」そういったときにも香りが有効です。
香りの有無によって、集中力が高まったり、下がったりする場合があると考えられています。集中力を高めてくれる香りとしては、ローズマリー、ペパーミント、ユーカリ、レモン等が挙げられます。また、特にローズマリーは記憶力を高める効果やリフレッシュ効果もあるといわれています。
「なんだか集中できない」そんな時は是非、普段と違う香りを試してみてはいかがでしょうか。
リラックスしたい
「最近ゆっくり休めていない」「布団に入ってもすぐに寝ることが出来ない」
そんな方にはラベンダーの香りがおすすめです。ラベンダーにはリラックス効果、鎮静効果があり、心を落ち着かせたいという方におすすめの香りです。またリラックスした状態から安眠効果も期待できるため、睡眠時にも適した香りになります。
「疲労感を緩和させたい、気持ちを落ち着かせたい」そんな方は是非ラベンダーの香りをお試しください。
ダイエットをしたい
香りを嗅ぐことで、ダイエット効果が期待できることが研究で明らかになっています。
ある特定の香りを嗅ぐことで、エネルギー消費の促進、食欲を抑えるなどの効果が認められています。ダイエット効果の期待できる香りとして、グレープフルーツの香りとキンモクセイの香りをここでは一例として挙げておきます。
- グレープフルーツ…脂肪分解を促進、体温上昇効果
- キンモクセイ…食欲を抑える効果
香りによるダイエット効果は気軽に誰でも試すことが出来るため、多くの方が注目をしています。
香りを活用している事例
香りがもたらす効果を利用して、現在様々な場所で香りを取り入れた演出や商品が展開されています。
その一例をご紹介します。
空間演出
「良い香りに包まれて幸せな気持ちになる、ついうとうとしてしまう」そんな経験はありませんか?
エステやリラクゼーションサロンでは、サービスだけではなく、香りのおもてなしとして、リラックス効果のあるアロマが使われることが多いです。
サービスや店内の色調等に加えて香りのリラックス効果を利用することで、お客様がリラックスできる空間を香りで演出しているのです。
ブランディングやイメージ演出
お店のイメージや商品を差別化するために、香りを使って演出を行う場合があります。
特にアパレル業界やホテルではこの手法が多く用いられています。ブランド独自の香りを用いて、「色」「音楽」「コンセプト」とともにブランドイメージを構成する例が見られます。また季節やリニューアルなどによる店内装飾の変更に合わせて、香りも変えることで、空間コンセプトを統一させるといった演出も行われています。
集客・マーケティング
柔軟剤やシャンプーなど、香りが購買の意思決定に影響する商品は、店頭に香りのサンプルを置くことが、消費者の購買意欲向上につながります。
また、店頭から良い香りが漂わせることで立ち止まるきっかけをつくることができ、結果的に集客が見込めます。このように香りはビジネスにも活用されています。戦略的に香りを用いる「香りマーケティング」は記憶や感情に影響を与えるとして、様々な企業が取り入れ始めています。
まとめ
香りには記憶や思い出を呼び起こさせる機能や気持ちを癒す効果があり、それらを利用して様々な場面で活用されています。
プルーストでは香りを封じ込めた特殊なインキによって、様々な香りをつけた印刷をすることが出来ます。
香りはうまく活用できると、ビジネスシーンでの話題づくりや印象アップ、気分の向上、さらにはダイエットにも役立ちます。
あなたも香りで日常を少し豊かに彩ってみませんか?
香りの印刷所プルースト編集部
この記事は、香りの印刷所プルーストを運営している久保井インキ株式会社のプルースト編集部が企画・執筆した記事です。
香りの印刷所プルーストでは、香りの印刷をテーマにお役立ち情報の発信をしています。